中川赤そば花まつりは、2016年の10回目の開催を最後に終了となりましたが、上の写真のようにスケールが大きくて人気があった赤そば畑が見られないことは残念なことです。
JR飯田線の伊那田島駅の南200mと近くにある中川村の赤そば畑は、飯田線の線路沿いの駐車場と赤そば畑の南東側と2箇所の駐車場があり、上の写真の左は線路沿いの駐車場、右は南東側の入口の看板です。
赤そば畑のロケーションは、上の写真のように中央アルプスを背景に飯田線を走る電車も撮ることができるベストの撮影スポットです。
ここでは上の写真のように電車を少し大きく撮っても絵になるので、電車をメインに撮る鉄道マニアや鳥(ノビタキ)を撮る大きな望遠レンズを付けたカメラマンなども大勢来られています。
赤ソバの花は小さくて中々上手に撮れません。赤ソバの写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーの「小さな花の撮り方」を参照していただくとして、上の写真のように既に一部枯れた花があることが見えにくくて、良い花を被写体として選びにくいこともあります。
小さな赤ソバの花は撮りにくい中でも、ここは上の写真のように比較的良い被写体が多くありました。
南アルプスに向かって撮った上の写真も、山間地の自然のスケールを感じます。
上の写真のように祭り期間中は売店もあって、果物など地元の産品も買うことができます。
赤そば畑は開花状況に加えて、陽射しの方角や天候などで大きく表情が変わりますが、午前10時半ごろに西向きに撮った上の写真が、赤ソバの花らしい最も綺麗なピンクの色で撮れています。
赤ソバの高嶺ルビーという品種は信州で品種改良して生まれており、その信州の中川村ののどかで雰囲気の良かった赤そば畑が消えていくのは寂しい限りで、願わくば復活して欲しいところですが無理なのでしょう。
他の赤ソバの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「赤ソバの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また赤ソバの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーの「赤ソバ」を、赤ソバの写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーの「小さな花の撮り方」を、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。