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赤ソバ - 花の人気品種の紹介

このページは「四季の花巡りガイド」の、「花の人気品種の紹介」コーナーの赤ソバのページで、ここ数年に撮影したソバの花のベストショットと新しいトレンドの品種や珍しい品種を写真で紹介しています。このページを御覧になって、撮影場所に関心があれば、「花の名所ガイド中部」コーナーの「赤ソバの名所リスト」を参考にしてください。またサイト内の各コーナーに移動するためには、下のメニューバーをご利用ください。

 赤ソバ

赤ソバのルーツは、上の写真の箕輪の赤そばの里に説明看板がありますが、ヒマラヤ原産のソバとのことで、タカノ株式会社(宮田村)と信州大学名誉教授が共同で品種改良・育成して「高嶺ルビー」という名前の品種が生まれています。

 そして現在では、さらに品種改良して、より赤色が濃い花にした「高嶺ルビー2011」という品種が観賞用として各地で栽培されています。

この赤ソバのお花畑の写真を撮ると、上の写真の箕輪の赤そばの里で反対向きに撮った写真のように、日照の向きで色相や質感が大きく変ります。どうしても良い写真を撮りたければ、正午に近い時間帯で午前と午後と両方撮ってみるのが良さそうです。

南信州の伊那谷は高嶺ルビーの言わばホームグラウンドで、上の写真の中川村の赤そば畑も南信州の伊那田島駅の近隣にあります。

中川村の赤そば畑は、上の写真のように飯田線の電車が撮れること、鳥(そこで聞いた話ではノビタキ?)が飛来する絶好の撮影スポットであり、多くのカメラマンで賑わいますが、ここの信州中川赤そば花まつりが2016年の第10回で最後となったことは残念なことです。

赤そば畑を遠景を含めて撮る場合、やはり箕輪の赤そばの里で撮った上の写真のように山間地の背景が似合いますが、それでも赤ソバの花の形が分かると良い写真になります。

背が高いソバを茎が見えるように狙って少し大きめに撮影したのが上の写真で、左は曇天で撮ったもの、右が晴天の日に日陰をバックにして被写体であるソバを浮き立たせたものです。

ソバの花の一輪は、上の写真のように蜜蜂より小さい可愛い花です。

私が使用しているミラーレス一眼カメラでは、望遠ズームレンズを付けて最も大きく撮っても小さく写りすぎていて、後でパソコンを使って画像を拡大しトリミングしないと、せいぜい上の画像の程度です。

何とかもっと大きく撮りたいのですが、高価なマクロレンズは持っていないので、クローズアップフィルターを使用して撮っています。しかし大きく撮ろうとすると、被写界深度が浅くなりすぎて、気に入った良い写真が撮れません。

特に、花を紹介するこのサイトでは雰囲気の良いボカした写真ではなく、花の姿形がしっかり確認できる写真を載せたいので、上の写真のように中央以外がボケていては満足できません。

よく見ると赤ソバの花は、花の咲く先端近くで枝分かれを二度ほどして、上の写真のように三つ又に分かれて花が咲いていることが多いようす。そのため上の左の写真のように、中央の花にピントを合わせると左右に分かれて咲いている花にはピントが合わないということになりがちです。

そこで写す花全体から距離があまり変らないような位置でカメラを構え、明るい被写体を選んでF値を11.0ぐらいに上げ、クローズアップフィルターを使っても必要以上に望遠で撮らないようにして、上の写真の右のように少しは救われています。また最近ではオートフォーカスで失敗が多いときは、マニュアルでピントを合わせています。

赤そばの品種は高嶺ルビーしかないので、赤そばのアップの写真は、どこで撮影した赤そばでも同じようなものです。

アップの写真で印象が変わるのは、咲き始め、満開、散り始めなど開花の状態と、陽の当たり具合による赤色の濃さで、まず上の写真では左がつぼみが開き始めの頃、右が満開を過ぎてよく見ると枯れた花も出てきている頃の写真です。

次に上の写真は、右の赤そば方が左より色が濃いように見えます。撮影するときの天気や日照の向き(順光と逆光などの太陽の位置)でも色の濃度と色彩は変わりますが、写し方ではなく花そのものの赤色の濃さは、花が陽射しを多く浴びて育たないと赤くならないようです。

小さな赤ソバの花でも晴天の日に撮ると、上の写真のように暖かみのある色合いが感じられます。

上の写真のように強い日射が直接当たると、雄しべの影が入ってゴチャゴチャした感じになります。

赤ソバの花の数は、上の写真の程度が普通と花数が多いので、綺麗な花が揃っている時期は短いのかもしれません。普通の花は見頃になってすぐの早い時期が写真を撮るのに良いと思いますが、赤ソバは綺麗なじゅうたんになっていても、一つ一つの花はまだ開いてないということもありました。

実は普通の白いソバの花も、上の写真のようにアップで撮って比べると花の姿は同じで、白いソバの花も観賞用の赤そばと同じように可愛らしい花です。

上の写真は、2015年9月の天竜峡花の里そば祭りの時に撮った写真です。

そもそもソバの畑は臭いが良くないと聞いていて、赤ソバならともかく普通のソバの写真をわざわざ撮りにいくことは気が進みませんが、ここはコスモスも咲いていて、ソバが食べれて、五平餅もおいしかったのに、2016年は花の咲く時期のそば祭りを止めてしまった?のが残念なことです。

上の写真は、木曽三川公園センターの南ゲートから入って、すぐの花畑の赤ソバの写真です。

ここへは2014年にコスモスの写真を撮りにきたときに、熱心に小さな赤い花を撮影している方がいて、つられて何だろうと思って初めて赤ソバ「高嶺ルビー」の花を見たところです。以降はコスモスより赤ソバの方が興味があってプライオリティーが高くなっています。

赤ソバの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「赤ソバの名所リスト」から名所を選んで、赤ソバの写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーの「小さな花の撮り方」を御覧ください。

なお、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」も、2017年4月1日に公開スタートしましたので時々再訪いただければ幸いです。


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2017.3. 1公開 花の人気品種の紹介 赤ソバ始め12品種 新規作成