遠江の国の一之宮である小國神社には、このところ隣接の一宮花しょうぶ園の花菖蒲が咲く初夏に訪問することが多く、随分久しぶりに紅葉を見にきて、上の写真のような燃えるような鮮やかさを目にして、昔からの紅葉の名所であることを実感しました。
小國神社へのルートについては、花ショウブを見に来たときの記事「一宮花菖蒲園-花ショウブの名所」を参照していただくとして、上の案内図の鳥居横の駐車場に車を止めて、紅葉の見所は、主に中央参道脇の事待池の周囲と東側の宮川沿いの散策路です。
小國神社の中央の参道は、上の写真の入口あたりに少しモミジの木が見られますが、この先は常緑樹の大木が多くなっています。
青々とした木が茂る参道の途中で、上の写真の事待池の周りだけはモミジの紅葉が見られます。
事待池の脇にあるモミジの中には、上の写真のような大木があり、しかも燃え盛るような赤い色づきは真に目に焼きつく光景です。
この小國神社で紅葉の見所は、上の写真の宮川沿いの両岸の散策路で、まず上の左の写真の社殿横の車のお祓い駐車場の脇から上流に向かって歩き、対岸を下流に戻りながら紅葉の写真を撮っています。なお、上の右の写真は対岸を車のお祓い駐車場の横まで戻ってきて撮った写真です。
この宮川沿いには、色とりどりのモミジが見られ、上の写真の黄色も赤色のモミジも鮮やかさでは一級品でしょう。
上の写真のモミジは、光りを浴びてキラキラ星のように輝いています。
上の写真の見える色は、黒、白、水色、クリーム色、黄色、黄緑、緑、ピンク、赤と天然色フルカラーです。
訪問日は2016年12月2日で、宮川沿いの上流の奥の一部は見頃過ぎとしても、全体としては上の写真のような鮮やかな色づきのモミジの木が多く最も良い時期です。
モミジの葉の色形は、上の写真のようにいろいろで種類も多いようです。
上の写真の原色に近い濃い黄色のモミジは珍しいかもしれません。
上の写真は車の帰路で渡る橋の所から下流の紅葉を撮っており、この辺りは黄色の紅葉が明るく輝いています。
上の写真のモミジは、オレンジ色のグラデーションが美しく輝いています。
上の写真のオレンジ色のモミジの枝を少しアップで見ると、色の濃い薄いの違いがあっても、ほとんどの葉が虫食いや縮れがなく綺麗なことは驚きです。
車を止めた駐車場の横まで川沿いを戻ってきた所で上の写真を撮っており、最後まで見応えのある紅葉でした。2016年の紅葉は11月中は悪い所が多く、12月に入って気温の低下とともに少し持ち直したのかもしれませんが、小國神社の紅葉は圧倒的にNO.1でしょう。
他の紅葉の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「紅葉の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また紅葉について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、紅葉の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。