小國神社に隣接する一宮花菖蒲園は、昔から広く知られた花菖蒲園で随分前にも来たことがありますが、今では40万本の花が咲いて花しょうぶまつりが開催され賑わうようになってきています。
一宮花菖蒲園へは、2016年2月に新東名の浜松いなさJCT以西が開通したので、名古屋方面から直行するのであれば、新東名の遠州森町スマートICで降りると近く、小國神社への案内看板があるので分かり易いでしょう。そして小國神社の駐車場の目の前に、一宮花菖蒲園の入口があります。
園内に入ると、上の写真のように花菖蒲園らしい造りの少し細めの園路が設けられていて、花を近くから見ることができます。
ここでは上の写真のように、白色系や薄いピンクの明るい色の花ショウブが多く目を引きます。
上の写真のように植え方は、品種ごとではなく総じて混栽なので、一部小さな名札が立ててある品種もありますが、ほとんどの花が名前を確認できません。
この花菖蒲園でたくさん咲いていた上の写真の品種は、おそらく猿面冠者(または猿踊)と思われますが、やはり確認はできていません。
花菖蒲園の奥から振り返って、入口方面を撮ったものが上の写真です。
上の写真の中央の東屋の周辺は、花数も多くて見やすくなっています。
一宮花菖蒲園には、2015年と2016年と同じ6月2日に訪問しており、花の咲き具合はほぼ同じですが、天気が2015年は曇だったので2016年は晴れていて良かったという感じです。しかし、いずれも午前中は2015年は島田市ばらの丘公園、2016年は加茂荘花鳥園に寄ってから14時半以降に来ており、上の写真のような構図では午前中の方が綺麗に撮れそうです。
他の花ショウブの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「花ショウブの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また花ショウブの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、花ショウブなど春に咲く草花の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。