谷汲山華厳寺には、2016年に春のさくらまつりと秋のもみじまつりと訪問しましたが、桜は門前のお店が並ぶ参道の桜並木が見所なのに対して、もみじは華厳寺の仁王門を入って広い境内の紅葉が主な見所です。
谷汲山へのルートについては、春のさくらまつりに出かけたときの記事「谷汲山-桜の名所」を参照していただくとして、今回は駐車場は参道の左手にある上の写真の駐車場に入りました。
上の左の写真は仁王門を外から撮っており、右の写真は境内から撮っていますが、紅葉は境内に多くの見所があります。
境内の参道を少し進んだ右手に、上の写真の鮮やかに紅葉したモミジが目を引きます。
訪問日は2016年11月20日と良い時期で、参道の左手の脇道に少し入ると、上の写真のように色とりどりのモミジがほぼ見頃となって揃っています。
上の写真のモミジは、やや暖色系のオレンジ色で綺麗に色づいていました。
参道が登りになり石畳に階段が加わるようになる焼香堂の手前あたりから、参道の両脇の紅葉が一層深くなり、行きは上の写真の右手の紅葉を見ながら登っています。
上の写真も参道の右手脇の庭園です。
本堂の周りは、上の写真のように常緑樹の見事な大木も多く、紅葉との対比が美しく際立ちます。
上の写真のように本堂裏手の不動堂、阿弥陀堂のある山もモミジが見頃です。
本堂の前から眺めた上の写真の景色も、紅葉したモミジの色で染まっています。
上の写真の辺りは、地面に散った紅葉の葉にも趣があります。
庫裏の脇から降りた上の写真の庭園には、見事なモミジの大木が見頃となっていました。
2016年の紅葉は、色づきが良くない所が多く、あまり期待していなかったのですが、谷汲山華厳寺は平野部とは少し違った気象環境のためか、上の写真のように鮮やかに色づいている紅葉がしっかりと見られました。
他の紅葉の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「紅葉の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また紅葉について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、紅葉の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。