四日市市にある南部丘陵公園の北ゾーンの広い傾斜地に、上の写真のような梅林があります。この公園は四日市市が建設した公園なので、適切に複数の駐車場が設けられており、この日は南部丘陵公園前交差点から、県道44号線を東に400mぐらい行った左側にある駐車場に入っています。
駐車場から歩いて、つどいの丘に上がると梅林が見渡せる所に、上の写真のような看板が立っています。
この看板には、約30年前から10haの里山の梅林などを、ボランティアで甦らせる活動を続けていることが書かれています。
上の写真は、つどいの丘から斜面の梅林を見下ろしたものです。
この梅林も、紅梅よりも上の写真のような白梅が多く見られます。
白梅の背後から透過光があたると、上の写真のように中心の萼の部分がオレンジ色に輝きます。
上の写真を見ると、蕾も多いのでこれからですね。
訪問した日は2015年の3月13日で、上の写真のように斜面の下から眺めても、もうすぐ見頃という感じの梅林です。
南部丘陵公園は都市公園で、観光客より地元の方の散歩や憩いの場という雰囲気がありますが、これだけ広大な梅林は訪れたい名所と言えるでしょう。
他の梅の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「梅の名所リスト」から名所を選んで、梅の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから梅を選んで、また梅など春に咲く樹木の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。