サンテパルク田原は、田原市の芦ヶ池のほとりにある農業公園で、農畜産品のマーケットやバイキングレストランに加えて、小動物園、体験農場、食品の手作り体験工房などの農業に関わる体験型施設があり、季節の花がいっぱいのサンテガーデンでは春はチューリップフェアが開かれます。
サンテパルク田原は、豊橋から国道259号線で田原に入り、道の駅めっくんはうすを過ぎて5分ほどの大久保西の信号を左折して、1つ目の芦ヶ池南の信号を右折すると池のほとりに着き、サンテパルクたはらの標識に従い左折し進むと、上の看板のように、道の左右に無料駐車場があります。
チューリップの咲くサンテガーデンは、体験型施設のある道路南側ではなく、北側の丘の上にあるため、車で入ってきて右手の北側の駐車場に車を止め、階段を登ると上の写真の入口に出ます。
訪問日は2016年3月25日で、渥美半島は暖かいのでチューリップも早く咲くのではと思っていましたが、上の写真のように花が咲く前の品種の畝が何列かあります。
梅や桜などの樹木と違って、種や球根から育てる草花は開花時期の調整もできるので、チューリップフェアの期間中ずっと花が咲いているように予定されているのでしょう。
上の写真のエントランスのデコレーションでは、珍しいチューリップにも出会えました。
上の写真の同色系の濃淡のグラデーションが美しいチューリップは、色違いが2種類あります。ブルーメの丘でも似たようなチューリップがありましたが、花の形が少し違うように思います。
黄色の品種のフォクシーフォックスの方は、上の写真のようにオレンジ色から赤っぽい色への変化が魅力です。
ピンクの品種のフォックスロットは、上の写真のように白色がさわやかで上品な感じがします。
上の写真の展示のプランターの中にも、良さそうなチューリップがあります。
白色がベースで紫色の模様が入る上の写真の品種のフラミングフラッグは、まるでブルーベリーヨーグルトみたいです。
上の左の写真の白地にわずかに濃紺が入るチューリップと、上の右の写真の薄黄色の品種のはちみつミルクは、いずれも花の色に白色が入るところが好みです。
単色のチューリップも、上の写真のように綺麗に咲いているものが並んでいて春らしさを感じます。
円形花壇では、上の写真のようにどの種類もチューリップの本数が多く、見応えがあります。
特に上のピンクの品種のミスティックファンアイクは、陽射しを浴びて見る角度によっても色の見え方が変化しているところが味わいがあります。
上の写真のチューリップは、フリンジ咲きのチューリップで、円形花壇に合った白い方はハネムーンという品種で、エントランスの展示にあった赤い方はニューサンタという品種です。
濃いピンクと白の鮮やかな上の写真のチューリップは、ユリ咲きの品種のテンダーウィスパーで体験施設側のふれあい広場にありました。
サンテパルク田原は、花が専門ではないものの農協が運営する農業公園なので、草花の種子や球根は新しい珍しい人気の品種を揃えることができそうです。ゆえに最近のトレンドの品種を見るためにも、できれば2~3年に一度は再訪したい所です。
他のチューリップの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「チューリップの名所リスト」から名所を選んで、チューリップの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーからチューリップを選んで、またチューリップなど春に咲く草花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。