国営木曽三川公園の一つである木曽三川公園センターは、北ゾーンに大花壇があり、春のチューリップ、夏のヒマワリ、秋の赤ソバとコスモスは、他の有料施設にも引けをとらない規模の花が見られます。しかも入場も駐車場も無料なので、各シーズンに一度は覗いてみたい所です。
木曽三川公園センターは、岐阜県の最南端で愛知県からは木曽川と長良川を渡り、三重県からは揖斐川を渡る3県の県境にあり、愛知県からは東名阪自動車道の弥富ICで降りて、国道155号線から県道125号線に入って立田大橋と長良川大橋を渡ると着きます。
なお駐車場は、南ゾーンの東の河川敷の大駐車場と北ゾーンのエントランス横の駐車場があり、上の写真の大花壇は北ゾーンの駐車場が近くなります。
ゆえに、油島大橋東の信号を北に入り公園沿いに進み北ゾーンの駐車場に行ってみて、もし満車のときは長良川大橋西の信号を南に入って河川敷の大駐車場に回るのがお勧めです。なお初めて行くのであれば、河川敷の大駐車場に止めて南ゾーンの正門から入っても良いでしょう。
訪問日は2015年3月26日で、上の写真のようにチューリップの花はまだ咲いてない品種も多く、全体としては5~7部咲きといったところでしょう。
今咲いているのは、上の写真のピンクや赤色のチューリップが多く咲いています。
特に赤色に近い濃いピンクの花は、濃淡や模様の違いで似た品種も多く、好き嫌いは人の好みで分かれそうです。
チューリップは花の形から上から陽が入ると行灯のように輝き、上の写真のように内側が白いと一層輝いて見えます。
上の写真の紅いチューリップも、少し逆光気味で撮っていることもあって、花が浮かび上がって見えています。
より赤に近い色のチューリップも、上の写真のように色相や質感が違う花がいろいろあります。
上の写真は、この公園にあるチューリップで好みのもののみ集めてみたものです。
この公園は河川に囲まれた地域で、上の写真のように背景の景色は、工場など建物や電柱など不要なものがあまり写り込まないのでまずまずというところでしょう。
上の写真を見ると、まだ開いてないチューリップも多く、今咲いている花が枯れて新しく蕾の花が咲いてくると、また違ったトーンの景色に見えることでしょう。
他のチューリップの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「チューリップの名所リスト」から名所を選んで、チューリップの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーからチューリップを選んで、またチューリップなど春に咲く草花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。