滋賀農業公園ブルーメの丘は、かつてバラの咲く時期に訪問したことがあり、ここに咲くヒマワリやコスモスなど他の花は入園料を払わなくても見れる所が多いので足が遠のいていましたが、チューリップは咲いている所も少ないので出かけてみました。
ブルーメの丘へは、名古屋方面からは東名阪自動車道の四日市ICで降りて、国道477号線・旧鈴鹿スカイラインを抜けていくのが近道で、そのまま477号線で日野町に入って西大路の信号を右折し広域農道に入れば、およそ500mで右手にブルーメの丘が左手に駐車場があります。
つまり上の写真の橋の下を広域農道が通っているので、左手の駐車場に車を止め、この橋を通ってブルーメの丘の入口に行けます。なお、鈴鹿スカイラインは冠雪で冬季閉鎖となるため、閉鎖の解除の予定の4月上旬に、現実に解除されているかどうかが問題で確認が必要です。
訪問日は2015年4月17日で少し遅いかもと思っていたのに、むしろ上の写真のように蕾が多いエリアも所々にあって早いぐらいでした。
このブルーメの丘のチューリップ畑は、広いので種類が多く見応えがあり、特にカラフルな混色のチューリップの種類が多くあります。
気に入ったものや似ているので撮った品種だけでも、上の写真のとおり混色のチューリップはたくさんあります。
最近では、チューリップの花の形が、従来のものと違うものも流行ってきています。
上の写真のように、花が横に広がって開いていると、この花だけ単独で見ているとチューリップとは思えません。
チューリップの咲き方で、上の写真のように花びらの先が開いているものをユリ咲きと呼んでおり、このブルーメの丘にはユリ咲きのチューリップが数多くあります。
チューリップの咲き方で、上の写真のように花びらの先がギザギザになっているものをフリンジ咲きと呼んでおり、フリンジ咲きのチューリップは、まだユリ咲きよりはマイナーかも知れません。
カラフルなチューリップの中でも好き嫌いはあって、上の写真のピンク系で連続的に色が変化しているグラデーションが目を引くチューリップは、今まで見てきたチューリップの中でも、最も気に入っている花の一つです。
上の写真のチューリップもグラデーションが美しく、開き始めは黄緑で、黄色、山吹色、ピンクと、まるで暖色系の虹のようなコスモスで、数多くの花を比べて色の違いを見たくなります。
結局、そんなに奇をてらわない濃いピンクと白の上の写真のチューリップも好みです。
カラフルなチューリップの中で、好みのチューリップが見つかると嬉しいもので、気に入ったチューリップが数多く見られた所は着て良かったと思います。このブルーメの丘は種類が多いので比較的多くのお気に入りが見つかっています。
他のチューリップの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「チューリップの名所リスト」から名所を選んで、チューリップの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーからチューリップを選んで、またチューリップなど春に咲く草花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。