油ヶ渕の湖畔にある花しょうぶ園は、随分昔から知名度が高くかつて来たこともありますが、何も憶えてなくて、今回訪問して想定以上の規模で綺麗に整備されて花しょうぶが咲いていたので良かったところです。
油ヶ渕花しょうぶ園へは、いろいろなルートがありますが、近くは県道46号線の西端の信号を南西に入るか、県道295号線の明治橋北の信号を南東に入るとその中間地点に、上の案内板のように湖畔側の花しょうぶ園とその向かいの応仁寺側に駐車場があります。
上の写真の左は駐車場側にあった花ショウブの植栽で、右の写真は油ヶ渕花しょうぶ園の入口です。
園内に入ると上の写真のように、周りの木陰や東屋などにベンチがあって、のんびり腰掛けて眺めれるようになっています。
入口に近い手前から中央にかけては、上の写真のように列ごとに品種別に植えられており、列の端に名札が立てられています。
他の花菖蒲園でも見かけることが多い上の写真の花ショウブの品種は朝日空で、藤紫色の花びらに白い筋が入っているところが涼しげで気に入っています。
逆に上の写真の花ショウブは、白い花びらで紫色の筋が入っていますが、筋の入り方の濃淡にに個体差が大きいようで同じ品種なのか別の品種なのかも区別が付きません。
今回の訪問日は2015年6月1日で、まだ見頃には少し早いとみられていたのに、上の写真のように急に開花が進んだという感じです。ここには他にも白色系の花びらの似たような品種がたくさんあります。
西三河の油ヶ渕は、昭和59年度に水の汚れが全国でワースト2位と汚いことで知られていますが、熱心に水質浄化に取り組んでデータ的には随分良くなっています。既に油ヶ渕花しょうぶ園そのものは立派なので、これからも油ヶ渕の水環境が良くなることで、花しょうぶ園のイメージも良くなって人気が高まりそうです。
他の花ショウブの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「花ショウブの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また花ショウブの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、花ショウブなど春に咲く草花の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。