ゆり園はサマーシーズンのスキー場の副業の所もありますが、谷汲ゆり園は林間の広い公園で、初夏のシーズンには色とりどりのたくさんのユリが咲きゆりまつりが開催されます。
谷汲ゆり園へは、交通の要衝である本巣町の文殊西の交差点をスタートして、国道157号線の木知原の信号交差点を右折して、谷汲山大橋を渡り岐阜県道40号線の山門前の信号から南下しても、県道78号線から265号線を道なりに進んで、標識を見て谷汲山方面に右折し大谷トンネルを抜けて北上しても距離も時間もほぼ同じです。
なお、シーズン中は北上しても南下しても近づけば案内表示を頼りに進むと、上の写真の奥に写っている駐車場に入れます。
訪問日は2015年6月25日で、天気も良くユリも見頃となっており、上の写真のようにこのゆり園の魅力である木漏れ日の中でユリが輝く光景が見れました。
このゆり園は上の写真のように、主に色毎に列を分けて植えられています。
濃い赤色のユリは、明るい中で意外と目を引きます。
上を向いて開いているユリの花は陽射しが花の中に入りやすく、上の写真のように少し逆光気味や上から日が当たっているオレンジ色の花は、ボンボリが灯っているように見えます。
上の写真の黄色のユリは、いずれも開いたばかりの綺麗な花です。
白色や薄いピンクのユリの花は、上の写真のように花粉が花びらに付くと、頬に付いたソバカスのように可愛らしく見えます。
上の写真のユリの形は、カサブランカやテッポウユリに似ています。
木漏れ日が創り出す明暗が、上の写真のように幻想的な光景を見せてくれます。
上の写真のように、ユリの花の向きが少しずつ違うことで躍動感が感じられます。
スキー場のような開かれたユリ園とは異なり、林間にある谷汲ゆり園は、上の写真のように少し暗い背景でも、晴れていればユリの花が輝いて美しく見えます。ユリの花は少し大雑把で地味な印象がありますが、このような景色は珍しいので、一度は訪問しても良い所でしょう。
ユリなど夏・秋に咲く草花の写真の撮り方については、この「四季の花巡りガイド」の「花の撮影テクニック」から御覧ください。