南信州の阿智村に咲く花桃は、4月中下旬から5月初旬までが見頃ですが、この時期は山間部の桜、ボタンや藤など次々と見頃になるので忙しく、花桃は後回しになりますが、阿智村の中でも標高が高い清内路の花桃は少し遅くまで咲いているので行き易いでしょう。
清内路は、妻籠から昼神に抜ける国道256号線の清内路トンネルを抜けた先で、この辺りの256号線は花桃街道として知られるようになってきています。
花桃街道では、道沿いの花桃も楽しめますが、少しまとまった花桃が見れそうな、上の写真のふるさと村自然園に寄ってみました。
ふるさと村自然園はキャンプ場がメインで、まだキャンプのシーズンには早いかもしれませんが、上の写真の道路の左手にある店では、手作りの食べ物を販売していて花桃まつりの雰囲気が味わえました。
ここには上の写真のように花しょうぶ園の看板もありますが、今は咲く時期ではなく確認できませんでした。
この周辺の花桃は、上の写真のように白い花桃、薄いピンクの花桃、濃いピンクの花桃と色とりどりです。
上の写真のように、白い花が多い中にピンクの花が混じっている枝があります。
よく見ると上の写真のように、白い花で花びらに少しピンクの色が入っている花が多いようです。
さらにアップで撮った上の写真をみると、わずかにピンクの筋が可愛い所以でしょう。
少し道を昼神の方に下りてきた所にある上の写真の漬物店の周辺も、今が見頃の花桃の花が咲いており、のどかな山里の風景が鮮やかに彩られています。中央道の恵那山トンネルを使わないで、妻籠から昼神、飯田方面に抜ける国道256号線は、初めて通りましたが道も走り易く快適でした。
花桃など春に咲く樹木の写真の撮り方については、この「四季の花巡りガイド」の「花の撮影テクニック」から御覧ください。