伊那市街地の西部にある春日公園には、高遠城址公園に行った帰りに寄っていますが、桜の花の品種や植えてある密度はともかく、公園の広さとしては高遠より春日公園の方が広いくらいです。
この春日公園は、織田の武田攻めで落城し廃城となった春日城跡で、上の写真は三の丸と二の丸の間にある空堀を渡る三の丸橋で、二の丸側から撮っています。
春日公園の駐車場は、公園北側道路沿いの無料駐車場が近くて便利で、上の写真は駐車場に車を止めて、伊那文化会館の東側の庭に上がったところで撮った写真です。
三の丸は児童用の遊具などもある広場で、上の写真のように周囲に桜の木が植えてあります。
三の丸にある桜の品種は、上の写真のように主にソメイヨシノで一部シダレザクラもあります。
ソメイヨシノをアップで撮ると、上の写真のように瑕疵のない綺麗な白い花に木の若さを感じます。
上の写真は空堀を挟んで左が三の丸、右が二の丸で、いずれも端に桜が並んでいます。
上の写真は二の丸で、2015年4月16日の撮影時は、日が当たらず散っていて残念と思っていましたが、後で見ると散り積もる桜の花びらは実に美しいものです。
本丸と二の丸をつなぐ本丸橋を、上の写真は本丸側から撮っています。
本丸内は上の写真のように、枝の重なりに配慮されたよい間隔で他より多くの桜の木が植えてあり、花見の場所の雰囲気があります。
本丸には上の写真の少しピンクの色が濃い綺麗な桜が目立ちますが、コヒガンザクラかヤマザクラかどちらか見た目には分かりません。
上の左の写真は三の丸にあったしだれ桜、上の右の写真は本丸にあった桜で、こちらはコヒガンザクラでしょう。
本丸の東の端から眺めると、上の写真のように遠景に南アルプスの山並みが望め、手元の桜と一緒に
本丸と二の丸をつなぐ二の橋を、上の写真は二の側から撮っています。本丸橋や三の丸橋と比べて、木造の橋の趣が城址の風情に似合っています。
他の桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リスト」から名所を選んで、桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから桜を選んで、また桜など春に咲く樹木の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。