海津大崎は滋賀県の中でも人気のある桜の名所で、琵琶湖の湖面を背景に桜の花が咲き誇る景色は、他では見られない魅力と華やかさがあります。
海津大崎に行くついでに、ほんの少し手前にある清水(しょうず)の桜に寄ることとして、名神経由で北陸自動車道の木之本ICで降りて、国道8号線、国道302号線、国道161号線と走って、道の駅マキノ追坂峠を過ぎれば、およそ1.5kmで右手にある清水の桜に到着します。
清水の桜は、上の写真のようにアズマヒガンザクラの巨木で、樹齢300年以上と長い年月の間に著名人を含む多くの人に愛されています。
清水の桜から上の写真の海津大崎の入口までは、国道161号線の海津交差点で左折して、県道54号線から県道557号線と進んでおよそ1kmぐらいと近く、この先は随所にある道路脇の駐車場の空きを探して車を止めれば良いでしょう。
なお、訪問した2015年の4月9日は平日で、海津から県道54号線、県道557号線で大浦まで自由に行けましたが、桜のシーズンの土日は交通規制がかかるので、その年の交通規制状況を必ず確認してから出かけるべきでしょう。
滋賀県の桜の開花は少し遅いようで、訪問日の桜の開花状況はまだ満開の少し前とみられていましたが、行ってみたら上の写真のようにほぼ満開と急に開花が進んだようで、地元関係者の方も車で見に来てテンポが速くなったことに驚かれていました。
海津大崎で最も多く撮られている撮影スポットは、おそらく上の写真の琵琶湖の湖面の向こうに海津大崎湖岸園地を望むビューポイントで、この周辺の1kmぐらいの駐車場といっても主に路肩ですが、人気があるので混んでいます。
この辺りで振り返って、湖面越しに来た海津の街の方向を見たのが上の写真で、湖面に伸びる桜の枝がなんとも風流です。
この辺りはやはり見所のため、花見船も上の写真のように周ってきています。
海津大崎の桜は、上の写真のようなソメイヨシノが多く植えられています。
アップで見た上の写真のソメイヨシノは、既に開いている花が多くなっています。
ソメイヨシノではない上の写真の桜は、品種はヤマザクラかどうか特定できませんが、まだ蕾も見られます。
先に進んで、上の写真は海津大崎の船着場辺りです。
その先も、上の写真のように所々で琵琶湖のほとりに咲く桜の撮影スポットは続きます。
帰り道は、そのまま奥琵琶湖パークウェイに入っており、パークウェイの途中で撮った上の写真は、桜の背景の輝いている湖面が綺麗に写っています。
奥琵琶湖パークウェイは見晴らしの良い所を通っており、上の写真のように少し高い所から桜の花と湖面を見下ろす風景が撮れる展望ポイントが所々にあります。
他の桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リスト」から名所を選んで、桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから桜を選んで、また桜など春に咲く樹木の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。