京都府立植物園は、桜に限らず梅、バラ、アジサイ、花ショウブなど季節によって多彩な花が見られる植物園ですが、上の写真の枝振りの見事なオオシダレザクラやソメイヨシノの大木など園内には見応えのある桜の木も色々あります。
京都には桜の名所が多くても、道が混んでいたり駐車場に困ったりして、車では不便な所が多いものです。京都府立植物園へは、国道367号線(北大路通)の北大路橋の東の信号を北北西に入って、突き当りの植物園の正門横の有料駐車場に、平日であればしばらく並んで待ったとしても入れることが多いので、入りやすい方でしょう。
観覧温室の前辺りから向こうに、上の写真のように桜林があります。
桜林に少し近づいて、観覧温室の前の鏡池の前のデッキから上の写真を撮っています。
桜林の中には人が入ることができるため、上の写真のように写りこんでいる人が少ない写真は中々撮れません。
次々と訪れる人混みの中では気に入った写真が撮れないので、いつものように青空をバックに撮っています。なお訪問日は2015年の4月2日で、満開の快晴と好条件です。
やはりソメイヨシノは、上の写真のように多くの人に好まれる色合いでしょう。
上の写真も、ソメイヨシノが輝いています。
アップで見ても、蕾は無くほぼ満開です。
ここは植物園なので、桜の主な品種は揃っており、上の左の写真がシダレザクラで、上の右の写真がカワヅザクラです。
上の写真は、八重紅彼岸で花が少し大きいので見栄えが良い感じです。
上の写真は、江戸彼岸系の野生種の淡墨桜で、花の咲き始めは淡紅色で、散り始めになると淡い墨色を含んだ色になることから淡墨桜と呼ばれるようになったとのことで、岐阜県の根尾の淡墨桜の増殖株です。
園内中央の大芝生の西にも、上の写真のような桜の巨木が並んでいますが、花見客が座り込んで宴の場になっているので、写真の構図は制約を受けます。ここにはバラの季節にも来ていますが、少し遠いので見頃を外さないように、最も良さそうな時期に訪問しています。
他の桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リスト」から名所を選んで、桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから桜を選んで、また桜など春に咲く樹木の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。