桜は花見客で混雑するので、人が写り込むことを避けて写真を撮ることが難しいのですが、上の写真の長浜城のように、上を向いて撮れる被写体は撮り易いので助かります。
この長浜城の周囲は、豊公園という名前の琵琶湖に面する広い公園として整備されており、広い駐車場も確保されています。
豊公園の駐車場へは、県道2号線の港町交差点から西に向って入れますが、花見シーズンは満車となるおそれもあり、案内看板や誘導員の案内が頼りとなります。
訪問日は2015年の4月9日で、桜は満開で天気は晴れですが、海津大崎に行った帰りに寄っていて午後2時半過ぎに着いています。当日は上の写真のように、公園の至る所に見応えのある桜が咲き誇っており、できればもっと早い時間に入って長く居たかった所です。
お城も、上の写真のように満開なので雲のじゅうたんに浮かんでいるように見えます。
ソメイヨシノは、上の写真のように蕾はほぼ開いています。
日当たりが良いためか、早い枝では葉が開き始めています。
花を上の写真のようにアップで撮ると、ソメイヨシノらし綺麗な白い花びらが確認できます。まるで洗濯したばかりの白いシャツの色のような清清しさが好まれる所以でしょう。
白い花は、樹木の深い濃い緑の背景も似合います。
城の周囲だけでなく、公園内には上の写真のような桜の木が見られます。
城の中でも美しい長浜城は、本丸跡の庭木の手入れも行き届いていて、最上級の日本庭園の美しさも感じられます。桜の咲く季節は短いのに訪問したい桜の名所は数多く、いつ再訪できるのか目途が立ちませんが、次に訪問する時は上の写真がもっと明るく撮れそうな午前中から来たい所です。
他の桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リストから名所を選んで、桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから桜を選んで、また桜など春に咲く樹木の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。