笠置山自然公園は京都府の中でも、奈良県に近い山中にあり、桜が満開になるのが例年やや遅いので行きやすくもあり、反面その桜のシーズンに何か所か周っていれば一休みでパスということになるかもしれません。どこに行くかは3月末からの1~2週間の天気次第という面もあります。
笠置町へのアクセスは、名古屋方面からは名阪国道が便利で、伊賀市街地に入る前の名阪の伊賀一之宮ICで降り右折して、県道138号線から松原で左折して国道25号線の大和街道に入って、後は県道138号線から国道163号線と伊賀市内を抜けて道なりで進み笠置町に入れます。
国道163号線の笠置トンネルを抜けると、笠置町役場の標識とすぐ続いて笠置山自然公園への案内表示があり、この案内表示に従い笠置大橋の信号を左折して橋を渡り、少し進んで登山口を左折して道は細いですが山を登れば上の写真の有料駐車場に着きます。
この辺りは東海自然歩道が整備されていて、上の笠置橋から柳生までの案内看板があります。
この笠置山自然公園では駐車場に車を止めてから、どちらの方向に歩いていったら綺麗な桜が見えるのか分からなくて迷うことと思いますが、その年その時期によって見頃の桜の場所は変わるので、駐車場の方や先に歩いている方に聞いた方が良いでしょう。
上の写真は般若台六角堂跡のある史跡公園で撮ったもので、この史跡公園には道に迷って間違えて入ってきたのですが、笠置山の上ではこの史跡公園の桜が最もボリュームがあり綺麗に咲いており、結果としては良かったということです。
訪問日は2016年4月5日で桜は満開で、史跡公園の少し高い位置から見下ろして上の写真を撮っています。
上の写真は、史跡公園の東屋の内側から額縁構図で撮っています。
史跡公園から戻り上の写真の案内板を確認して、入山拝観料300円を払って行場めぐりコースを歩いています。
上の写真は案内板の横にあった桜で、アップで撮り易かったので行場めぐりコースから戻ったときに撮り直していますが、透明感があって綺麗に撮れています。
行場めぐりコースでは奇岩などの見所がありますが、桜が咲いている所は少なくコース沿いではせいぜい上の写真がよく桜が写っている方です。
歩いて行くと上の写真のように絶景が望める所もありますが、残念ながら近い所に桜は見当たりません。
上の写真のように立派な桜の木もありますが、周りには桜が咲いてないので寂しさを感じます。
上のアップの写真も、行場めぐりコースでは近くから桜の花を撮れなかったので、史跡公園の方に少し戻って撮っています。
他の桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リスト」から名所を選んで、桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから桜を選んで、また桜など春に咲く樹木の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。