定光寺は室町時代の初めの1336年に創建された臨済宗の寺院で、尾張徳川家の菩提寺で紅葉の名所として知られています。
定光寺で紅葉は、麓の上の写真の正伝池の周りの定光寺公園と、山の上の定光寺の境内とその周辺で見られます。
定光寺へは、竜泉寺街道の先の愛岐道路の城嶺端東の信号を右折して、県道205号線に入り登り道を1kmほど進み、一本目の左に入る道を左折して山に登ると定光寺の広い駐車場に着き、左折しないで直進すると麓の上の写真の定光寺公園の第1~第3駐車場が右側にあります。なお公園の駐車場は一番奥の第1駐車場がトイレもあって便利でしょう。
山の上の展望台と展望茶屋の周囲の駐車場は広く、上の写真は駐車場から名古屋都心方面を眺めた景色で、遠く名駅前の高層ビル群も見渡せます。
展望茶屋の周りも上の写真のようにもみじの紅葉が見られます。
1493年に建てられた定光寺の本堂は、重要文化財に指定されており、そんなに大きくなくても年を経た風格があります。
本堂の裏側の林は、上の写真のようにモミジが多く今が見ごろという感じで色づいています。
本堂の裏側のモミジを上の写真のように少し大きく取ってみると、色づいた大振りの枝が数多く見られます。
上の写真の光が当たったモミジの枝は、ひさしの下の暗い背景の中で輝いています。
この山上の寺周辺の紅葉は、赤い色に色づく紅葉が目立っており、上の写真の枝も真っ赤に染まっています。
ここの紅葉はアップで枝を撮った上の写真のように、瑕疵のない鮮やかな赤い葉が多く見られます。
本堂の横の上の写真のお堂の周りもモミジで飾られています。
この定光寺は無料の駐車場があっても、岩屋堂や香嵐渓より空いており、ライトアップはないので日中に限られますが、2016年は午前中に香嵐渓に行ってきたという方々から、定光寺の方が綺麗だという話も多く聞かれました。
他の紅葉の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「紅葉の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また紅葉について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、紅葉の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。