大矢田神社は本殿が山腹を少し登った小高い所にあって、背後は行き止まりの山という紅葉狩りには絶好のロケーションで、山麓の登り口から参道脇とその東側の谷沿い一帯にあるヤマモミジの樹林の紅葉が見所です。
美濃市にある大矢田神社は、東海北陸自動車道の美濃ICを降り左折して県道94号線に入り、右折が大矢田神社の道路標識のある東端の信号を右折して道なりに進むと、突き当りが大矢田神社とその駐車場です。
訪問日は2015年11月20日で、例年であれば時期的に一番良い頃ですが、今年は少し遅れているようで色づきがあまり良くありません。
参道が階段で登る所で、モミジの木の多い緩やかな東側の脇道に入ると、もみじ谷保健保安林との看板が立っており、看板に書かれていることは当然なことばかりで読んでも意味がよくわかりませんが、保安林なので伐採できないということなのでしょうか。
あいにくの天気で山の上に登っても霞んだ感じですが、中でも紅葉の彩が色濃く撮れているのが上の写真です。
上の写真の社殿の裏山辺りは、色づいているモミジの大木も見られます。
このもみじ谷のモミジの種類は、ヤマモミジとのことで、上の写真のように、あまり赤くないオレンジ色の葉が多かったのは、まだ早いこともあるのでしょう。
上の写真では、黄緑、黄、オレンジ、赤茶色の葉が混じっており、濃い赤にならずに枯れるとすると今年は出来が良くないのかもしれません。
2015年は紅葉の色付きが悪かったので残念でしたが、ヤマモミジを見るロケーションとしては絶好で、五平餅などの地元の出店もあってまつりの雰囲気も良いので、紅葉情報を確認して良さそうであれば再訪したい所です。
他の紅葉の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「紅葉の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また紅葉について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、紅葉の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。