親孝行な息子が滝の水を汲むとお酒に変わったという昔話で有名な養老の滝は、かつて写真にあまり興味がなかった頃は、初夏から夏にかけて涼みに来る所という印象でしたが、ネットの紅葉情報を見ると、麓の養老公園から養老の滝までの一帯は紅葉の名所としても人気が高いようです。
養老の滝へは、名神高速道路の大垣ICで下り右折して、ピアゴがある浅草4の信号を右折し、高渕3の信号を左折してすぐ次の信号を右折して、高渕橋と烏江端を渡り牧田川の南側堤防を西に進みますが、この大垣ICから牧田川堤防を西に進むルートは上石津ボタン園やいなべ市農業公園に行く時など最近は時々使うルートです。
続いて高田橋南の信号で左斜めに堤防道路から下り、押越南の信号を斜め左に進み、養老公園東の信号を右折すると養老の滝に向かう道で、センターライン沿いに道なりで進み交通安全協会管理の広い駐車場(2015年は有料300円)に着きます。
なお、他にも駐車場は養老の滝まで登った所の養老の滝駐車場と養老公園の駐車場がありますが、車で滝まで上がっては途中の渓谷の紅葉が見れないし、養老公園の駐車場は混んでいたときには使おうと思っています。
訪問日は2015年11月27日でこの年の最後の紅葉と思っていましたが、少し遊歩道を登ったところで眺めると、上の写真のように山腹の紅葉は少し早いのかまだ寂しい感じです。
途中は帰りにゆっくり見ることにして、滝を早く見たいという気持ちで登ってきた上の写真の撮影スポットは、それなりに色づいたモミジが滝を飾っていました。
滝の近くまで来て、滝が流れ落ちる所と滝つぼを一緒に撮ると、上の写真のように広角でも色づいたモミジまでは入らないのは残念です。なお縦位置で撮れば良いのでしょうが、縦位置では不自然な感じが嫌で撮らないようになりました。
滝の上部だけ撮れば、上の写真のように紅葉も含めて絵になります。
この滝周辺の紅葉は、オレンジ色に色づいている葉が多く、よく見ると上の写真のように黄緑からオレンジ色に色づいて枯れていくようです。
帰り道は下り坂で余裕があり、ゆっくり歩いて見回すと、上の写真のような大木でも色づいている木があります。
中腹の渓谷沿いは、上の写真のように広く眺めると色づいている木はわずかです。
下に降りてくると、上の写真のように、それなりに良くある紅葉の景色は見られます。
この養老公園と養老の滝の紅葉は、滝周辺と山麓では見頃がずれるとしても、平野部より色づくのがが早いと思っていましたが、むしろ遅いのかもしれません。
店の人の話を聞くと2015年は例年に比べて良くないとのことでしたが、紅葉は気温の下がり方に大きく左右されるようで、この年も12月に入って少し良くなったようです。
他の紅葉の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「紅葉の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また紅葉について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、紅葉の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。