長野県阿南町の平石農場のひまわり畑は、標高が高く涼しいので、ゆっくりとヒマワリを見たいところです。
阿南町へは、中央道の飯田山本ICから三遠南信自動車道(無料)に入り天竜峡ICで出て、国道151号線を南下するか、茶臼山を抜けて国道151号線を北上するか、茶臼山経由は時間がかかるが距離的には短いので、行きは中央道を使い、帰りはのんびり涼しい茶臼山経由でも良いかもしれません。
阿南町に入って、平石農場へは案内表示があるので、それに従い進むと駐車場に着きますが、道が狭いので十分な気をつける必要があります。
このひまわり畑は、平成17年に荒れた桑畑を開墾しヒマワリの種から油をとるためにヒマワリの栽培を始めたとのことで、観賞用ではなく油糧用のヒマワリが使われています。
油用のひまわりでも、上の写真のように景観形成用のヒマワリと似ており、同じように綺麗な花が咲きます。
油を採るためには多くのヒマワリの種が必要なため、上の写真のようにヒマワリがおよそ20万本とスケールが大きいお花畑になって、今では阿南町の一番の観光スポットになっているとのことです。
ヒマワリのお花畑の中には入っていけませんが、上の写真のように主に周りを歩く道が整備されていて、順路に従い見ていくことができます。
ここのヒマワリは背丈が高いので、少し小高い所から望めるポジションを探して、上の写真のように広く撮ると良いでしょう。
入口から入って南側半分回ると上の分かれ道に付きますが、ここから順路どおり右に進んで北側半分を見て周ります。
北側も上の写真のとおり、ヒマワリの背が高いので上手に写真を撮れる場所は意外と限られます。
少し大きく写すときも、この辺りでは上の写真のように背の高いヒマワリを少し見上げるような感じで撮ることになります。
順路の最後の方のヒマワリの花も、上の写真のように綺麗に咲いていました。
数年前にこのヒマワリ畑に訪問した時も見頃でよかった記憶がありますが、2016年も訪問日は8月14日で、お盆の帰省の時期に花が咲くように種が蒔かれているので、上の写真のとおり満開のヒマワリが見られました。
他のヒマワリの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「ヒマワリの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またヒマワリの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、ヒマワリなど夏・秋に咲く草花の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。