ひまわりやコスモスなど景観作物を植える事業は、国や自治体の遊休農地対策として始まったものが多く、大垣市のひまわり畑は景観形成作物育成事業として行われています。この事業で、大垣市では複数の休耕農地に交代でひまわり畑が設けられており、2015年の墨俣町のひまわり畑が上の写真です。
なお、2015年はこの墨俣町と平町、2016年は青野町と平町と毎年2箇所が対象であり、また2017年は墨俣町と平町でひまわり畑が作られる予定です。
ここの駐車場は、大垣市のサイトで閲覧できるひまわり畑のチラシに示されており、平日であれば車を止められそうですが、上の写真のようにお花畑のエリアが広いので歩いて回ることになります。
この墨俣ひまわり畑の品種は、大垣市のサイトで確認すると、景観形成作物として開発された品種のハイブリッドサンフラワーだけのようです。
訪問日は2015年9月4日で真夏は過ぎていますが、ヒマワリは上の写真のように夏の青空をバックに撮りたいものです。
少し空が曇ってきても、上の写真のようにヒマワリに陽射しがあたれば綺麗に撮れることがありますが、この後急に雲行きが怪しくなり、空が暗転し土砂降りの雨が降り出したので午後から撮り直しています。
午後になって雨が止みましたが、まだ上の写真では夏の太陽が当たっているようには見えません。
一面に咲くヒマワリがここの魅力ですが、上の写真の左下の一本のヒマワリだけが横を向いていて、むしろ日の当たり方が良くて写りが綺麗になっており、もっと左斜めから撮ったほうが良かったのでしょう。
少し時間がたって完全に陽射しが戻ってきて撮った上の写真は、逆光が刺して花びらの透明感は強いのですが、逆光が強すぎて好みは分かれるところでしょう。
青空をバックにした上の写真でも、ヒマワリの花びらが輝き芯の部分が濃く写る少し逆光気味の方が個人的には好みです。
このところ大垣市では、毎年2箇所づつひまわり畑が設けられており、次回訪問する時は、これまで行ったことのない墨俣町以外の場所に行きたいところですが、暑い時期なので少しでも涼しい9月に訪問できる場所が良いかもという感じです。
他のヒマワリの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「ヒマワリの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またヒマワリの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、ヒマワリなど夏・秋に咲く草花の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。