羽島市の竹鼻別院で開かれる竹鼻ふじまつりは、お年寄りに人気があり、まるで縁日のように別院の周辺が賑わっていました。
竹鼻別院へは、名神の岐阜羽島ICで羽島方面に降りて、県道43号線で近くに行けますが、竹鼻別院の近くは道も細く広い駐車場も無いので、ふじまつりの来場者に羽島市役所の駐車場と羽島市文化センターの駐車場が解放されています。
どちらの駐車場も、岐阜羽島ICから3km弱の6~7分と近く、また車を止めてから歩く時間も10~12分とほぼ同じですが、今回の訪問では解り易さから市役所の駐車場を利用しています。
竹鼻別院のフジは、野田藤で樹齢が300年以上の古木であると、上の写真の看板に書かれいます。なお、日本の藤は野田藤と山藤に大別され、里にある藤はほぼ野田藤であり、もちろん300年以上前からある藤は最近の園芸品種ではなく、古くから日本でよく見かける野田藤ということです。
訪問日は2016年4月25日で、上の写真のようにほぼ満開です。
少し大きく写してみると、上の写真のように花の色と形はオーソドックスで、少し房の下の方はまだ蕾もあります。
上の写真の藤の花は、房の下の方までほぼ花が開いていますが、少し色が薄いような気もします。
上の写真のように、もっとアップで比べてみると、少し色の濃さに個体差もあるようですが、いずれも綺麗な藤の花です。
上の写真のようなふじまつりのディスプレイにも、まつりの雰囲気が感じられます。
藤棚の中に入って花を撮ると、上の写真のように宝飾品のすだれのように輝いています。
上の写真は、背景と撮る方向の違いで少し赤い紫色に見えます。
上の写真を見ると、しっかりと花のボリュームがあります。
上の写真の方向から見ると、日当たりが良いためか緑の若葉も映えています。
時期も良かったと思いますが、上の写真のように、竹鼻別院のフジは綺麗に咲き揃っており、珍しくなく普通の花の色形でも美しいと思えるような藤の花でした。
他の藤の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「藤の名所リスト」から名所を選んで、藤の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから藤を選んで、また藤など春に咲く樹木の写真の撮り方については「花の撮影テクニック」から御覧ください。