蓮華寺池公園は、花・水・鳥がテーマの広い公園で、春になると梅、桜、藤、花ショウブ、蓮などの花が順に咲きます。中でも、藤枝市の花である藤は園内の至る所に植えられており、藤まつりのシーズンには、蓮華寺池の周りの約1.5kmの園路を歩いて藤の花を見れば健康にも良いでしょう。
蓮華寺池公園へは、名古屋方面からは新東名の島田金谷ICで降り静岡県道473号線を金谷駅方面に進み、国道1号線バイパスの静岡方面に右折して入り、1号線の谷稲葉ICで降りて県道32号線に入り、瀬戸川を渡った後も道なりに進めば蓮華寺池公園の標識があって、すぐに着きます。
ただし蓮華寺池公園の駐車場は2箇所あり、分かり易い方は上の写真の公園の入口の前の第2駐車場で、瀬戸川を渡った後、生涯学習センター入口の次の千歳の信号を左折し、2つ目の信号を左折すると、少し先の第2駐車場に左折で入れることが好都合でしょう。
上の写真の案内図は、下の方が北で方角が上下反転していますが、左下が第1駐車場で左上が第2駐車場です。この池の周りを反時計回り、つまり上の案内図で概ね→下→右→上→左と歩いて藤の花を見ながら一周しています。
上の写真は、郷土博物館の近くにあった立ち木の藤で、訪問日は2016年4月16日と少し時期が早いかと思いましたが、花は元気よく咲いています。
この立ち木の藤をアップで撮ると、上の写真のように普通の長藤の色と形をしています。
この郷土資料館の近くには、上の写真のような少し珍しい品種の鉢植えの藤が展示されていました。
少し高台の藤棚は、見晴らしが良く休憩ができるようになっています。
この藤棚の辺りから池の対岸を見たのが上の写真で、対岸のテントの辺りから奥にかけては藤棚が連なって並んでいます。
上の写真の藤棚には、長藤、口紅藤、黒竜藤、野藤の4種類の藤の花が咲いていますが、藤棚が高いので花の色はともかく形までは確認が困難です。
上の写真は前の写真の藤棚を、通り過ぎて振り返って撮ったもので、この時間帯ではこちらの向きの方が発色が良く鮮やかな写真が撮れています。
上の写真のように藤棚が続いている眺めは、中々見れない景色でしょう。
上に写真のようにぼんぼりも並んでいて、祭りの雰囲気もでています。
まだ花の咲く季節ではありませんが、上の写真の辺りは花ショウブ園になっています。
上の写真の藤棚には、紫の花美短と長藤が咲いています。
この上の写真の辺りは、池の岸に立ち木が植えてあり、藤棚とは趣が違う爽やかな風情があります。
立ち木の中には、上の写真のアカバナフジに似たピンク色の藤の花もありました。
上の写真は対岸から、立ち木の藤が並んでいる所を撮っています。
上の写真の対岸は始めのころに見た郷土資料館の周辺で、遠いので藤棚などは確認できませんが、逆にこの池の広さは実感できます。池の周りでも全ての藤は見れてないのに、池から少し離れたところにも藤棚はあるので、いつかは再訪したい所です。
他の藤の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「藤の名所リスト」から名所を選んで、藤の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから藤を選んで、また藤など春に咲く樹木の写真の撮り方については「花の撮影テクニック」から御覧ください。