信州伊那地域の豊丘村の泉龍院は、上の写真のように、紫、白、ピンクの3色の藤の花が咲くことで知られています。
豊丘村へは、中央道の飯田ICで降り飯田市街方面に右折して、国道153号線を市田に進み、出砂原の信号を右折し、市田駅の北で踏み切りを渡って明神橋を渡り、田村の信号を左折して伊那街道に入り、山吹駅への分かれ道を過ぎてすぐ泉龍院の看板どおり右折すれば着きます。
駐車場は、上の写真のとおり平日であれば車を止められそうです。
訪問日は2015年5月6日で、晴天で駐車場の脇にある藤の花房も長く垂れていて、まさに見頃という感じです。
三色の花が咲く藤棚は、上の写真のように見晴らしが良い丘の上で、遠くに山が望める好いロケーションにあります。
藤棚は中に入ると綺麗に見えることが多いのですが、上の写真のように特に白い藤の花は、上からの光りを受けてキラキラ輝き眩いばかりです。
ここにある3色の藤の花を、上の写真のようにアップで見てみると、花の形はオーソドックスな蝶形花でいずれも綺麗に咲いています。
上の写真のようなピンクの藤の花は、最近少し流行っているのか、見かけることが多くなりました。
上の写真のようにアップで見てみると、アケボノフジかアカバナフジか確認はできませんが、どうも流行の品種のようです。
白い藤の花は、上の写真のように他の所で見る花よりも、良い状態で綺麗に咲いていました。
上の写真にも少し写っているように、ここはクマバチが多くて初めは少し怖かったのですが、クマバチも花に夢中で人間には関心が無く、地元の人の話では危害さえ加えようとしなければ襲われることはないようです。
上の写真のように、少し花の形が珍しい品種もあります。
やはり泉龍院では、上の写真のように、紫、白、ピンクの三色の藤の花が揃っている構図がベストで、今回はいずれも見頃の時期で良かったと思っています。
他の藤の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「藤の名所リスト」から名所を選んで、藤の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから藤を選んで、また藤など春に咲く樹木の写真の撮り方については「花の撮影テクニック」から御覧ください。