近江八幡市野田町にあるコスモス畑は、滋賀県内ではトップクラスの広さで、広い休耕田を何枚も使っていますが、一般的な農地での景観形成事業のように主にセンセーションが咲いているだけではなく、白や赤の花ばかりの色分けされた区画や流行の品種を集めた区画があります。
近江八幡市の野田町へは、名神高速の八日市ICで降りると早く着けるのですが、この日は出発が少し遅れて、そのまま向かうと着いてすぐに昼食の時間となるため、彦根ICで降りて国道8号線を進み、途中で良さそうな飲食店を探して食事してから現地に入りました。
8号線からは、八日市から近江八幡に向かう国道421号線がぶつかる友定町の交差点を近江八幡方面に右折して約1kmとすぐに着き、コスモス畑の北東側の用水路沿いの道に入って、上の写真のように他の車と同じように順に並んで路上駐車をしています。
訪問日は2016年10月30日で少し遅いぐらいですが、滋賀県では花が咲くのがやや遅いのか、上の写真のように最も広い混栽のエリアのセンセーションは、今が見ごろという感じです。
上の写真では手前から順に、白色の花の区画、赤色の花の区画、流行の品種の区画と並んでいますが、赤色のコスモスは既に花数が少なく寂しい感じがします。
上も写真の流行の品種の区画も、全体としてピークは数日前であったようで、枯れた花も少し目立つようになっています。
流行の品種の区画で、上の写真のように黄色のコスモスが目立っていましたが、おそらく黄色のコスモスの品種はイエローキャンパスかイエロ-ガーデンのようで、遅咲きのために咲きかけの花やまだ蕾もたくさんあります。
この区画に咲いていた上の写真のセンセーション以外の品種は、名前が確認できないので推測のものも含めて、イエローキャンパスまたはイエローガーデン、ピコティ、サイケ、ダブルクリック、シーシェルあたりで、一部不明のものもあります。
上の写真のコスモスの品種は、おそらくダブルクリックで、ダブルクリックには見た目がシーシェルやサイケに似た花も混じるので、どっちだろうと思う花もいくつか見かけています。
センセーションは見頃なので、上の写真のように光の射し具合によって幻想的に輝いています。
この野田町のコスモス畑は、関西のコスモスの名所の中では比較的近いし周辺に寄る所もあるので、いつかは再訪したいところですが、その時は上の写真の流行の品種の区画が、もっとにぎやかな少し早い時期に来たいと思っています。
他のコスモスの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「コスモスの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またコスモスの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、コスモスなど夏・秋に咲く草花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。