国営木曽三川公園の一つであるフラワーパーク江南は、正式名称が江南花卉園芸公園(こうなんかきえんげいこうえん)であり、その名前のとおり四季折々の花が咲く花の公園です、
特に、夏のヒマワリと秋のコスモスは、園内のお花畑に最新の珍しい品種も含め流行の多くの品種が植栽されており、この公園だけ見ても主なコスモスのトレンドの品種は確認できます。
フラワーパーク江南のヒマワリやコスモスのお花畑は、上の左の写真の正面ゲートから入って、右手を公園中央まで進んだところにあり、上の右の写真の案内看板があります。
ここはフラワーパークなのでコスモスの種類が非常に多く、早咲きや遅咲きの全ての品種を一度着ただけで見ることは無理でしょう。咲き始めの早い時期に来ると、上の写真のようにキバナコスモスがお花畑の手前側で見頃となっています。
上の写真のコスモスは、日の丸で時々見かける品種です。
上の写真のコスモスの品種はハッピーリングで、日の丸と感じは似ていますが濃いピンクの部分がリング状になっています。
上の写真の手前のオレンジ色のコスモスの品種は、オレンジキャンパスで最近はイエローキャンパスに次いでよく見かけるキャンパスシリーズの品種です。
キャンパスシリーズの中でも、特にオレンジキャンパスは花びらが鮮やかに光るので、上の写真のように光りの当たり方によって色合いが違って見えます。
上の写真のコスモスの品種は、左がイエローガーデンで右がクリムソンキャンパスです。
上の写真のコスモスの品種は、全てイエローガーデンで、このイエローガーデンを改良してイエローキャンパスが作出されています。
この両者の違いは、イエローキャンパスはより濃い黄色でイエローガーデンは白っぽいのですが、中々色の違いでは区別が付かず、何となくイエローガーデンは花びらが細いのかなというのが見ての印象です。
2016年秋に訪問したときは、コスモス畑の一部に上の写真のように少し品種を混ぜて植えてある区画がありました。
この混載の区画の中にも、上の写真のようにイエローキャンパスに似た品種がありましたが、これはクサントスというまた別の品種のようです。
クサントスをアップで見ると、上の写真のように花びらがシャープで、中央に小さな花びら(副弁)があるコラレット咲きのような形の花が多いようです。
上の写真のコスモスの品種は、コラレット咲きのレッドイリュージョンで、最近では良く見かける人気のある品種です。
上の写真のコスモスの品種は、カップケーキで今最も人気のある品種でしょう。
カップケーキがたくさん咲いているところは、まだ見たことがないので、せいぜい上の写真ぐらいが花が多いほうです。
上の写真のコスモスは、いずれもダブルクリックという人気の品種ですが、ここでは色形毎に、ダブルクリックスノーパブ、ダブルクリックピンクバイカラーやダブルクリックローズボンボンなどと名札が表示されています。
ピンクと白など色が混じるバイカラーやチアガールが持つボンボンという名前は見た目で判り易いのですが、あまり細かく分けられても見てわからず覚えられない名前もありそうです。
上の写真のコスモスの品種はコシモレッドアンドホワイトで、花びらの縁が色が濃いピコティと似ていますが、2016年に見た瞬間、これ何なの初めて見たと感じました。
ここは休耕田に、センセーションやピコティーなど大量のコスモスの花が咲き誇るというコスモス畑の一面のじゅうたんという雰囲気はありませんが、上の写真のように珍しい品種やトレンドの品種でも畝ごとにがかなりのボリュームで植えられています。
このフラワーパークでは2015年は、コスモスと一緒に赤ソバも見れたので、毎年訪問したいと思っていました。しかし2016年は赤ソバが見れなかったので残念でしたが、コスモスの新しい品種をチェックするためにも定期的に訪問したいところです。
他のコスモスの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「コスモスの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またコスモスの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、コスモスなど夏・秋に咲く草花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。