ボタンの花は和風庭園に似合いますが、中でも長浜市の総持寺の庭はボタンの花が最も似合う場所で、ゆっくりと花を観賞したくなる落ち着いた雰囲気があります。
総持寺へは、北陸自動車道の長浜ICで降り右折して、山階町の信号を左折して滋賀県道510号線に入り、突き当りの宮司町の交差点の左手前の北東角が総持寺で、およそ2kmの4分で着きます。
なお細い県道510号線を避けるならば、山階町の信号を直進し次の川崎町の信号を左折して、国道8号線に廻って八幡東の信号を左折し戻っても、元々近いのでプラス500mとわずかな差です。
宮司町の交差点の北東角に、上の写真の総持寺の門がありますが、この門の先の東側、写真では右側に駐車場があります。
門から続く参道にも、ボタンの花が咲いています。
訪問日は2015年4月27日で、庭のボタンの花は見頃で綺麗に咲いています。
上の写真のピンクのボタンは透明感もあって、背景の障子など和のたたずまいによく似合っています。
赤い色のボタンは陽が当たると反射してメタルっぽく見えることが多いのですが、上の写真の赤い色のボタンは、やや金属でできているように見えるもののましなほうでしょう。
上の写真のような大輪の白いボタンは華やかです。
奥庭にも上の写真のように、数多くのボタンが咲いています。
上の写真のボタンは、赤い色のボタンとしては大輪で色合いも綺麗です。
ピンクや赤のボタンが、上の写真のように庭を華やかにしています。
上の写真の白に近い薄いピンクのボタンは上品な感じがします。
ピンクのボタンでも、上の写真のようにやや暖かみのあるピンクの色は、あまり見かけたことがない色でしょう。
総持寺のボタンは、手入れされて建物と調和して咲いていることに風情があり、奇をてらわない色や形でも良いものは良いと感じます。
他のボタンの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「ボタンの名所リスト」から名所を選んで、ボタンの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーからボタンを選んで、またボタンなど低木の花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」から御覧ください。