西濃地方はバラの産地で、特に大野町はバラ苗生産日本一とのことで、そのため大野町バラ公園は見本園みたいなもので、流行の品種が見られるのではと期待しています。
大野町バラ公園へは、名古屋方面からは名神から東海環状に入って大垣西ICで降りて神戸町を抜けていくルートが早いかもしれませんが、岐阜羽島ICで降りて美濃道から揖斐川を渡って、揖斐川沿いの堤防道路に入っていく方が距離的に近いでしょう。
いずれも神戸町から平野庄橋を渡って、大野町に入り2本目の信号を左折し北上して1kmほどで着き、シーズンには道路の左側にテント張りの店と十分な駐車場の区画があって、その先に上の写真の公園の入口が2箇所あります。なお、バラ祭りの案内表示もあるので迷うことはなさそうです。
このバラ公園は、上の写真のように円形の花壇がメインです。
公園に入って、上の写真のように左右に分かれている円周形の園路を2~3回周ってバラの花を見ていくことになりますが、園路が多いので人が分散して見やすいでしょう。
バラを見るのには目の高さで近くから見れますが、上の写真のように背が高くなるバラは少し見上げる形になります。
時間に余裕がなければ、上の写真のように園の中央から360度ぐるっと見回してお気に入りのバラを探しても良いでしょう。
このバラ園は、苗の生産地なので珍しいバラが多いかと思っていましたが、上の写真のように奇をてらわないオーソドックスなバラの花が多く咲いています。
上の写真のように珍しくない単色のバラの花でも、美しく咲いています。
花の色が青色系のバラの品種では、シヤルルドゴールとマダムビオレと夜来香を見かけましたが、上の写真の夜来香は、青い系統のバラとしては大輪で花数が多い株が見られました。
おそらく見たことがないユニークなバラの品種としては、上の写真の左のムーンスプライトと右のブラックティーが目に付いています。
このバラ園は平地で陽当たりが良いので、上の写真のように透明感のあるバラが輝いて見えます。
バラの花が咲くシーズンとなって、この大野町バラ公園は、陽当たりが良いためか手入れが良いためか、そもそも早咲きの品種が多いのか不明ですが、時期的には少し早めに見頃となって、見本園にふさわしいという印象です。
他のバラの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「バラの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またバラの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、バラなど低木の花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。