関西でも大阪や兵庫に比べて京都は意外とバラ園が少なく、名古屋方面から京都に入って近いのは京都府立植物園ぐらいです。
京都府立植物園には、一か月前の4月にサクラを見に来ていますが、その時と同じく北大路通の北大路橋の東の信号を北北西に入って、突き当りの上の写真の植物園の正門横の有料駐車場に入っています。
植物園の正門から入って右手の東側にバラ園はあり、上の写真のようなバラのアーケードが迎えてくれます。訪問日は2015年の5月28日と最も良い時期で全体としては見頃でしたが、このつるバラは少し寂しい感じがしました。
振り返ってみると、上の写真のように小ぶりの修景バラも賑やかに咲いています。
ここで園内の中央に向かって見渡すと、上の写真のように今が盛りと咲いています。
黄色のバラも上の写真のように、シンプルですが美しいバラがたくさんあります。
上の左の写真のピンクのバラは、ジャルダン ドゥ フランスで、花ごとに色合いや濃淡が微妙に変化しているところが面白く、上の右の濃い紅色のバラは名札は確認できませんでしたが、花フェスタ記念公園で見たバラと特徴が似ているような印象を持っています。
この辺りのバラは、上の写真のように散った花びらも多そうです。
紅白の縞模様のバラは流行っていてよく見かけますが、上の写真の左はオレンジスプラッシュ、右はアラベスクで、いずれもこのバラ園では数多く咲いています。
上の写真のように、花数が多いと真っ赤なバラより紅白のバラの方が明るくて賑やかに見えます。
品種は確認できていませんが、上の写真のバラはいずれも暖色のオレンジ系の濃淡がある透明感が魅力的です。
ここは植物園で、この時期はアジサイや花ショウブも咲きかけていてバラが専門ではないので、そんなに広くはないのですが、見せ方が上手で上の写真のようにボリューム感はあります。この日も、まだ花ショウブは早くても、ついでに見ていかれる方が多いようです。
他のバラの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「バラの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またバラの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、バラなど低木の花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。