島田市バラの丘公園には、2015年春の6月2日と秋の10月23日と続けて訪問しました。一般的に秋バラは、香りは強いけど花数は少ないと言われていますが、ここは秋に撮った上の写真のように、秋バラでも花が多く咲いていて素直に遠くまで来て良かった思った所です。
島田市バラの丘公園へは、名古屋方面からは新東名の島田金谷ICで降りて国道1号線の島田金谷バイパスに進みますが、バイパスを降りるのは向谷IC、旗指IC、野田ICのいずれでも着く時間はほとんど変わりません。
距離的には、早くバイパスを降りた方がわずかに近いのですが、いずれも最終的には中央公園通りに入るので、旗指ICか野田ICの方が解りやすいかもしれません。公園の駐車場は上の案内図のばらの館の交差点側など広い駐車場が複数あります。
この公園は小高い丘の地形を活かして造られているため、上の写真の公園の入口からバラの開花状況など中の様子がうかがえ期待が高まります。
公園に入って左手にあたる北側の円形ばら園は、園内外の見晴らしが良い丘の上で、ベンチがあって景色を眺めながら休めるようになっています。
一重のバラは珍しく、上の写真の左のピンクのデンティペスは他でもよく見かけますが、真ん中の白のホワイトウィングス、右の黄色の天の川とここには色違いも揃っています。
円形ばら園から南南西に向かって、日当たりの良い丘の上に、上の写真のように大温室とトンネル温室が続いています。
温室の中は、上の写真のようにトンネル温室から見ると随分長く、珍しい品種のバラも数多くあります。
上の写真のバラは、花が明るい緑色の品種のグリーンスリーブスで、緑色のバラは他のバラ園でも探して稀に見ていますが、グリーンスリーブスはこの温室でしか見ていません。
温室内には透明感のあるバラも多く、上の左の写真は色がオレンジやピンクの変化に富む品種のブラスバンドで、右の写真は同じように色の変化に富むディスタントドラムスです。
温室を出た南側に、上の写真のオレンジ色の品種の万葉がありました。この万葉は浜松フルーツパークにもあって暖色系なので園内が明るく見えます。
温室の前には、上の写真のようにボリュームがある品種が植えられていて華やかに見えます。
正面の斜面にあった上の写真のバラは、明るいイエローとピンクの混色で大輪の品種のピースで、一輪一輪の花の色の違いが楽しめます。
ここは比較的珍しい品種もありますが、中でも上の写真のように白さが際立つバラが目立っています。
正面の斜面の花壇も陽当たりが良いので、上の写真のようにバラの花が輝いてにぎやかな感じです。
他のバラの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「バラの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またバラの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、バラなど低木の花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。