伊那市のしんわの丘ローズガーデンは、上の写真のように高遠の山側の高低差のある斜面を活かしたバラ園で見晴らしが良く、山間地なので訪問日が2016年6月8日と少し遅いぐらいても見頃となっています。
しんわの丘ローズガーデンは、高遠城址公園の北東のすぐ近くの丘で、国道152号線の高遠公園下の信号交差点を北東に進み、すぐ右折してループ橋を回り上ったら、しんわの丘ローズガーデンの標識があり平日であれば左折して入れるので、上の写真のしんわの丘ローズガーデンのゲート横の駐車場に着きます。
なお高遠へは、中央道の駒ヶ根ICで降りて向かっており、桜の名所の「高遠城跡公園」のページでルートを記してますので参考にしてください。
しんわの丘ローズガーデンの順路は、丘の上から下へ周るように案内されており、上の写真は少し広い最初の丘の上の園地で、このガーデン内で比較的多くの種類のバラが揃っています。
このローズガーデンは上の写真のように、それぞれのバラの品種の株の数が多く同じ花のボリュームがあることが特徴であり、その品種は人気がある最近のトレンドの品種が揃っています。
上の写真のバラの品種はノスタルジーで、外側の花びらの赤色と内側のクリーム色のコントラストの差が大きくて綺麗です。
上の写真のバラの品種はケアフリーワンダーで、ピンクの花と薄紫の花と同じ枝で混じって咲いていることが気になって、管理をされている方に聞いてみると、咲く時はピンクで散る時は薄紫に色が変わっていくとのことです。
上の写真のバラの品種は緑光で、珍しい緑色の花が咲く品種の一つですが、花の色がクリーム色に近い少し薄い緑です。この緑光、ノスタルジー、ケアフリーワンダーは、ガーデン内の他のゾーンにも多く植栽されています。
このしんわの丘ローズガーデンでは、ゾーン毎に名前が付けらたコンセプトがありますが、分かり難いのでゾーン毎の説明はパスすることとして、上の写真のように丘の最下段のアルプスの庭のゾーンには見応えのあるバラが数種類ありました。
上の写真のバラの品種は、左が笑みでオレンジイエロー系の色の変化が魅力的であり、右がチャイコフスキーでクリーム色系で中央の色合いが好みで、特にチャイコフスキーは他のバラ園でも気に入って撮っています。
いろりの広場のゾーンの周辺が上の写真で、この辺りにも好みのバラが数種類ありました。
上の写真のバラの品種はゴルデルゼで、明るいオレンジ系の黄色の色合いの濃淡に惹かれます。
上の写真のバラの品種はアウグスタ ルイーゼで、透明感のあるピンクと中央のオレンジ色が混ざる感じが良いでしょう。
上の写真のバラの品種はキャラメルアンティークで、ややオレンジ系のクリーム色のグラデーションが綺麗で、名前からミルクキャラメルに似た色が想像できるので覚え易いでしょう。
戻るときに上の写真のようにゲート方面を見上げても、満開のバラの花が絵になります。
他のゾーンでも見かけた上の写真のバラの品種はウーメロで、小ぶりながらもピンクの色の変化と透明感が魅力です。
上の写真のバラも他のゾーンでも見かけた品種でノスタルジーです。このガーデンでは、こうした見晴らしが良くてバラが見れるロケーションが随所にあるのが魅力です。
このしんわの丘ローズガーデンは比較的新しいガーデンで、まだエリア的にもバラを増やす余裕があり、今後も新しい品種が植えられて良くなることが期待できそうなので、数年先には再訪したいところです。
他のバラの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「バラの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またバラの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、バラなど低木の花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。