びわ湖大津館は大津市の中心市街地北部にありますが、琵琶湖南西部の湖畔にあるため眺望に優れており、この大津館のある柳が崎湖畔公園には、バラがメインのイングリッシュガーデンが造られています。
びわ湖大津館へは、名古屋方面から直行する場合は名神の大津ICで降りて、湖岸道路から西近江路の国道161号線を北上すると早く着きますが、行き帰りに草津・守山方面に寄る場合は、2013年末から無料となった近江大橋を渡ると近道となります。
国道161号線からは柳が崎の信号を東に右折して、すぐ左手に上の写真の柳が崎湖畔公園駐車場があり、この駐車場は有料ですがイングリッシュガーデンを利用すると3時間まで無料とお得で、近くて便利でしょう。
入ってきた道沿いにほんの少し歩いて、びわ湖大津館の横の上の写真の奥が柳が崎湖畔公園のイングリッシュガーデンのチケット売場で、びわ湖大津館の庭に横から入るという感じです。
このイングリッシュガーデンは、上の写真のボーダーガーデンのように、つるバラを這わせたレンガの壁で前庭が仕切られています。
上の写真のバラは、ボーダーガーデンで見かけた薄いピンクの濃淡が美しいバラです。
次のノットガーデンに入って、振り返って大津館を背景に上の写真を撮っており、この先は広いエリアでフレグランスローズガーデンやランドスケープガーデンが続いています。
庭の中央には池があり、上の写真は池のフレグランスローズガーデン側のバラの花の賑やかなところを眺めて撮っています。
画家ゾーンにあった上の写真のバラは、マルク・シャガールという名の品種です。
画家ゾーンにあった上の写真のバラの品種はクロード・モネで、ほかのバラ園でも見かけるので最近流行している品種です。
上の写真のガーデン中央部がバラの花が数多く咲いていました。
上の写真のような、白色や黄色の瑕疵のない綺麗なバラを多く見かけます。
このイングリッシュガーデンには、例えば花ショウブやスイレンなどバラ以外の花も咲いていますが、上の写真の柳が崎の細くなった先の方はバラが主体です。
花の色が薄茶色のバラの品種は、カフェラテを時々見かけますが、上の写真の品種はエバンタイユドールで、これまで他では見た記憶がありません。
エバンタイユドールは、上の写真のように個体ごとに色の変化がありますが、カフェラテより総じて茶色が少し薄いように見えて、明るい色という印象です。
このイングリッシュガーデンの先端には、上の写真のような洋風ドームのような構築物があって、バラ園によく似合っています。
ここはバラ専門ではなく花数が多くはないのですが、珍しい品種も多く見応えがあります。おだやかな心地よい風を感じながら、上の写真のように琵琶湖の湖面に浮かぶ遊覧船を眺めると、都会なのにリゾート地の心安らぐ不思議な気分が感じられて、また数年後には再訪したいところです。
他のバラの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「バラの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
またバラの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーを、バラなど低木の花の写真の撮り方については、「花の撮影テクニック」コーナーを、直近に咲いている花の状況は、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」を参照してください。