上の写真は南信州の平谷村のヒマワリ畑で撮った写真で、真夏の太陽の光りを浴びて大輪のひまわりが輝いています。
山梨の明野サンフラワーフェスのハイジの村の近くのひまわり畑が上の写真で、この時は台風が過ぎた後で多くのヒマワりが倒れていました。
これらのひまわり畑では、景観形成作物として開発された品種が主に植栽されており、花径30cmくらいの大輪花で草丈150cm前後の「ハイブリッドサンフラワー」が代表的な品種で、他にはキッズスマイル、ロシア、サンマリノなどが使われています。
上の写真は、左が下呂市井尻地区のひまわり畑、右が大垣市墨俣地区のひまわり畑に咲いていたヒマワリをアップで撮った写真で、いずれも休耕農地に種を蒔いたもので、墨俣地区も「ハイブリッドサンフラワー」が使われています。
岐阜県美濃市の洲原ひまわりの里で撮った上の写真には、一般的な黄色いヒマワリだけでなく赤やオレンジなど珍しい色のヒマワリが写っています。
上の写真は洲原ひまわりの里でよく見かけたカラフルなヒマワリで、種苗業者のサイトを見ると、こうしたいろいろな色が混じっているヒマワリの種は「バイカラーミックス」、「バラエティーミックス」、「ファンタジア」、「パキートミックス」などさまざまな品種を混ぜて販売されています。
しかし、洲原ひまわりの里の管理人の方のブログを見ると、蒔いたヒマワリの種の袋の写真が載っており、2015年は「ソーラーパワー」、「ブラドレッド」、「ファンタジア」、「ダブルシャイン」などの種が蒔かれており、「ファンタジア」以外は品種が特定できそうです。
また、2016年は「ソーラーパワー」、「サマーサンリッチレモン」、「サマーサンリッチパイン」、「ブラドレッド」、「ココナッツアイス」、「グッドスマイル」、「ダブルシャイン」などの袋の写真が載っていて流行の品種が加わっていますが、何年か蒔き続けて自然交配でいろんな品種が混ざって一部品種不明のものもあるとのことです。
上の写真は洲原ひまわりの里で見つけた気に入ったヒマワリですが品種は判りません。
赤い色のヒマワリを洲原ひまわりの里で最初に見たときは驚きましたが、上の写真の左は洲原ひまわりの里で、右はフラワーパーク江南で撮ったもので、おそらく同じ品種「プラドレッド」でしょう。
フラワーパーク江南にも上の写真のように、珍しい品種が揃っています。
フラワーパーク江南で撮った上の写真は、左が「ゴッホ」で、右が「モネ」です。
フラワーパーク江南で撮った上の写真は、左が「マティス」で、右が「東北八重」で別の品種ですが、両者は似ています。
上の写真は木曽三川公園センターで撮った赤いヒマワリで、左が「ルビー」、右が「クラレット」です。
上の写真は、袋井市の源氏の里のひまわり畑で撮った珍しい黒いヒマワリで、品種は「ムーランルージュ」です。
上の写真の「ムーランルージュ」は、数種類ある赤いヒマワリと似ていて、名札がなければ区別は付きません。
赤色のヒマワリは、上の写真の洲原ひまわりの里で撮ったヒマワリが名前は確認できなかったのですが気に入っており、少し赤色も入っているぐらいのバイカラーの花のほうが赤色が濃いものよりは美しいと感じます。
上の写真は、木曽三川公園センターで撮影した品種「メガサン」で、背丈が高くなるので広い所でないと植えにくいでしょう。見た目は奇抜ではないものの、あまり見かけないかもという感じで、アップで見ると綺麗なヒマワリです。
木曽三川公園センターのしばふ広場に植えてあるヒマワリが上の写真で、「マティス」と少し背が高い「メガサン」を写しています。ここは芝生広場内だけでなく、花壇への植栽や中央時計台周りにも珍しい品種の鉢植えを置いており質も量も見応えがあります。
木曽三川公園センターで撮った上の写真は、左が「トルマンティー」で、右が「ソーラーパワー」です。
一般的なヒマワリでも、平谷村のヒマワリ畑で撮った上のアップの写真のように、これこそ夏の太陽を受けたヒマワリという輝きがあります。
上の写真は、南信州の阿南町の平石農場のひまわり畑で、この山の斜面の壮大なスケールの彩りが何よりも魅力でしょう。
平石農場のひまわりは、この年は天候の関係で育ちが良くないとのことでしたが、上の写真のように十分に見応えがあります。
ひまわりが咲くのは暑い夏なので、写真を撮りに出かけるのであれば、少しでも涼しい山間地のヒマワリ畑に行きたい所です。
それでも最近は、種を蒔く時期を遅らせ9月以降に咲かせるところもあるので、毎年少しは訪ねてない所も周りたいと思っています。2016年の9月は雨の日が非常に多くて行けず残念でした。
なお、当サイトのブログである「季節のフォト花便り」も、2017年4月1日に公開スタートしましたので時々再訪いただければ幸いです。