木曽三川公園チューリップ祭

岐阜県海津市 木曽三川公園センター 2018年4月10日訪問 13時30分~16時10分 晴 見頃 入園料無料 駐車場無料

木曽三川公園センターのチューリップ祭は、3月26日から4月15日までで、この祭のスタートが今年は桜の花見の始まりと重なったため、来るのが遅くなりました。そしてチューリップ祭は終盤にさしかかっていますが、近辺の桜も散ったので人が戻り、平日なのに北ゾーンの駐車場は満車で、上の南正面ゲート前の河川敷の駐車場もほぼ一杯となっていました。

この公園は、年中行事の中でもチューリップ祭が最も賑わうようで、タワーの周辺にテント張りの出店も多く、さらに今まで店を見たことがない北ゾーンの上の写真の左端の池の前にもテント張りの店が並んでいました。

また肝心のチューリップも、今まで見たことのない種類の花がたくさん咲いており、上の写真のイエロ-サンという黄色の花はパーロット咲きということで野菜のレタスのようなイメージでした。

北ゾーンの時計台に向かう中央大通りのセンターと両側の花壇は、いつも流行の品種や珍しい品種が並んでいますが、ここの立て看板に紹介されている60品種は見たことがない花が多そうで、珍しい花を順番に写真を撮ってみました。

上の写真のユリ咲きのアイスウィングは、色が黄から白に変わるとのことで一部まだ黄色の花も残っています。またアイスウィングの後ろにある八重遅咲きの花は、アイスクリームという名前で、赤いカップに山盛りのバニラアイスが盛ってあるように見えます。

上の写真のチューリップは、花びらの先がギザギザになっているフリンジ咲きの品種で、乙女桜という名前で淡いピンクの色合いが輝いています。

同じくフリンジ咲きの上の写真のネグリジェという名前の花は、名前はともかく花は綺麗で、色が白→桃→濃い桃へと変わる花とのことです。このような色変わりの花は流行しているようです。

上の写真の緑色のチューリップは、他でも見たことのあるスプリンググリーンと似ていますが、グリーンダンスという名前で、これら花びらに緑のラインが入る一重咲きの花は、ビリデ咲きと呼ぶようです。なおスプリンググリーンも北ゾーンに入ったデッキの下にありました。

珍しい咲き方では、上の写真のミステリアスパーロットがパーロット咲きと表示されており、調べてみると花びらのふちに荒い切れ込みがあるのがパーロット咲きですが、好き嫌いが人により別れそうです。

白がベースの上の写真のダンスラインは、八重遅咲きでも奇抜すぎず、八重咲きで初めて美しいと感じました。また八重咲きで他にも白紫から色変わりして紫が拡がるノルマンディーやホップアップパープルなども悪くはなく、八重咲きの印象が少し良くなりました。

この公園で今年最も気に入った花は、上の写真のプリンツアルミンで、明るいオレンジ色の濃淡のグラデーションは好みの色合いです。

大花壇の景色は、人が多いので撮りにくいのですが、上の写真の中央の広いエリアは黄色など暖色系の色の花が多いので、鮮やかな別世界という感じを強く受けます。

大花壇の奥の方の上の写真のように、白い色のチューリップも比較的きれいな花が多く見られました。

北ゲートの近くは、人が多くても写真を撮りやすい場所ですが、そろそろ花が散った所もでてきています。中部地方で、チューリップが見られる所はそれほど多くはないのですが、木曽三川公園センターは無料で見れて、しかも規模的にこれ以上の所は砺波ぐらいなので、賑わうのは当然でしょう。

昨年までに訪問したチューリップの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「チューリップの名所リスト」から名所を選んで、チューリップの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「チューリップ」を選んで、チューリップの写真の撮り方については「春に咲く草花の撮り方」を御覧ください。

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