蓮華寺池公園の花しょうぶ

静岡県藤枝市 蓮華寺池公園 2018年6月 1日訪問 10時50分~12時50分 晴 7分咲き 入園料無料 駐車場無料

平野部のバラは今年は早く終わり、次は花菖蒲、あじさい、ユリが順に見頃となりますが、花菖蒲の開花情報では、西に向かうとまだ咲き始めの所が多いようで、温暖な静岡で行ったことがない花菖蒲園を周ることにしました。

蓮華寺池公園へは、新東名の島田金谷ICで降りて、国道1号線バイパスに入り谷稲葉ICか藪田西ICか、どちらで降りても着く時間はほぼ同じですが、今回は上の写真の公園の第1駐車場が混まないと想定して藪田西ICを降り右折して、あとは蓮華寺池公園の標識に従って右折し左折すると着きます。

公園内で花菖蒲は池の奥の西南の水辺に植栽されており、第1駐車場からは池の周りを反時計回りに歩いた方が少し近そうで、10分ほど周りを眺めながら歩くと上の写真のように奥まった一画に明るい色の花が揃っています。

木造の遊歩道に入って進むと、上の写真の奥の既に賑やかに咲いている北側の東屋の辺りと、花がまばらな手前側とでは、随分花数にバラツキがあります。

花菖蒲は連作障害があるようで、そもそも上の写真の辺りは成長している株が少ないようですが、今目立っている黄色のキショウブとの種間交配種はやや早咲きなので、しばらくすると色とりどりの花が少しは増えそうです。

ここでは花菖蒲に名札が付いてないので、品種が確認できないのですが、上の写真の黄色い花は愛知の輝、金星、金冠などキショウブとの種間交配種で、見た感じは最も愛知の輝に似ています。

東屋の傍に上の写真の藤枝という名前の花菖蒲が植えられており、もちろん名前が市名と同じですから特別な珍しい品種のようです。なお藤枝の背後にある黄色い花は愛知の輝とは別の品種のようです。

藤枝をアッで撮った上の写真を見ると、少し薄い色ですが名前どおり藤の花の色で、他の園で見かける藤代という品種に似ています。

上の写真の黄色い花は、キショウブとの種間交配種の中でも珍しい花のようです。

ここで最も花数が多く今賑やかに咲いていた花は、上のアップの写真のようによく見かける肥後系の花に似ています。

ここの花菖蒲は、種類は上の写真の程度であまり多くないのですが、人気のある品種の花数が多く、規模が小さくても花菖蒲が好きな方は比較的満足できそうです。

現在の花菖蒲の開花状況は判断が難しいのですが、上の写真が最も雰囲気を表わしており、全体としてはこれから見頃を迎えるという感じでしょう。

昨年までに訪問した花ショウブの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「花菖蒲の名所リスト」から名所を選んで、花ショウブの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「花ショウブ」を選んで、花ショウブの写真の撮り方については「春に咲く草花の撮り方」を御覧ください。

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