加茂荘花鳥園の花ショウブ

静岡県掛川市 加茂荘花鳥園 2017年6月6日訪問 9時50分~14時30分 晴時々曇 見頃 入園料1500円 駐車場無料

花ショウブの開花状況は6月6日では少し早いかもと思いましたが、暖かい静岡にある加茂荘花鳥園のサイトでは見頃となっており、天気の良いうちにと出かけました。

加茂荘花鳥園へは昨年に続いての訪問ですが、新東名高速道路の森掛川ICで降りてから約3kmの7分と近く、上の写真の入口の周りに広い駐車場があるので車でのアクセスは便利です。

ここは花鳥園なので水鳥が放たれ、上の写真のように鳥小屋があってクジャクなど珍しい鳥も飼われています。

花ショウブは、入り口に近い所から中央あたりまでは、日本の伝統的な園芸品種も多いのですが、上の写真の園内奥の方は、花ショウブとキショウブの種間交配種(雑種)が多く、従来の品種では出せない黄色やオレンジ色系の暖かい色合いの花が咲き誇っています。

上の写真の品種は貴婦人で、花びらは白でも暖かみのある濃い白色で名前にふさわしい気品を感じます。

上の写真の品種は花の楽園で、ここでしか見たことがない何色ともいえない色合いが好みの花です。

上の写真の品種は古城で、花の楽園よりは落ち着いたシックな色合いですが、やはり花ショウブとしては珍しく惹きつけられる色合いです。

花ショウブは、花びらの元にある目が黄色ということでカキツバタやアヤメと識別できますが、その黄色い目の回りに濃いアイシャドウを塗ったように見える種間交配種は、アイシャドウアイリスと呼ぶように提唱されています。このアイシャドウアイリスの中でも上の写真の品種の赤熊は、花びらの色が赤っぽくて輝いており昨年から最も気に入っています。

花ショウブが植えられている園内の最も奥から、上の写真は入口に向かって撮っており、奥の方はアイシャドウアイリス系の種間交配種が多いので、他の花菖蒲園とは少し雰囲気が違って暖かみのある華やかさを感じます。またアイシャドウアイリスは、どちらかというと早咲きのようで既に満開という感じで、ゆえに早めに来て正解ということでしょう。

昨年までに訪問した花ショウブの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花菖蒲の名所リスト」から名所を選んで、花ショウブの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「花ショウブ」を選んで御覧ください。

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