曼陀羅寺の藤まつり

愛知県江南市 曼陀羅寺 2017年4月28日訪問 10時50分~13時 晴 5分咲き 入園料無料 駐車場500円

毎年4月中旬から藤まつりが始まりますが、例年ゴールデンウィーク前は時期尚早という感じです。さらに今年は遅れているようですが、ゴールデンウィーク直前となって、早咲きの藤が見頃となってきたとのことで出かけました。

藤まつりの駐車場は、観光協会が指定する駐車場が、曼陀羅寺の周辺に2017年は14か所と広くはないけど数多くあり、どこも料金は3時間以内500円と共通です。

この時は、かつて止めたことがある曼陀羅寺公園の前の南側主要道路に面する駐車場がいずれも満車で、少し探して上の写真の慈光院の横から近道で入れる西側の駐車場に止めています。ここも料金が500円の指定駐車場で近くて便利でしたが、指定されていない駐車場では料金が1000円と高い所もあるので注意が必要です。

肝心の藤の花の咲き具合は、公園の北西部の曼陀羅寺正堂の近くにある早咲きの紫カピタン藤、白カピタン藤、野田一歳藤、長崎一歳藤などが見頃とのことで、中でも上の写真の紫カピタン藤が最も華やかに咲いていました。

上の写真は同じく北西部にあった早咲きの白カピタン藤と長崎一歳藤です。

カピタン藤は普通の里にあるノダフジ系ではなく、ヤマフジ系で漢字でカピタンは花美短または甲比丹と書きますが、花房が短く花が大きく美しいのが特徴なので花美短のほうが言葉の意味ではふさわしいでしょう。

白カピタン藤は公園の中央部にも多く植えられており、アップで見ると少し太っちょな感じで、花房が長くても20cmなので既に立派に開いています。

この少し早い時期に公園の中央部で見頃となってにぎやかに咲いている藤は、上の写真の手前に咲いている八重黒竜藤です、なお八重黒竜藤の周りに少し薄い紫色の藤が写っていますが、これらノダフジ系の九尺藤や六尺藤は花房が1m以上になるため、まだまだ5分咲き程度でしょう。

八重黒竜藤は藤としては珍しい八重咲きで、上の写真のように濃淡があって派手に見えて人気があります。

ピンク色の遅咲きの本紅藤は、上の写真のようにようやく咲き始めたばかりという状況です。また野田白藤はまだ咲きかけてもいないので随分先になりそうです。この曼陀羅寺の全ての藤を見頃で見るためには、少なくとも2回は訪問する必要がありそうですが、また来年以降となるでしょう。

昨年までに訪問した藤の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「藤の名所リスト」から御覧ください。

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