當麻寺のボタン

奈良県葛城市 當麻寺-中之坊・西南院・奥院浄土庭園 2018年4月18日訪問 11時20分~14時20分 曇 見頃 入園料-中之坊500円・西南院300円・奥院庭園300円 駐車場500円

奈良県葛城市へは、名阪国道の針ICから国道369号線と165号線を通り桜井市に入り、橿原市から大和高田市を通り抜けるのに国道が真っ直ぐ続いてないのですが、ともかく国道166号線の竹内の信号交差点を北上し、次の當麻寺の信号を左折して西に進むと突き当りにある上の写真の當麻寺の仁王門に着きます。

車は、この門前の左手前にある有料駐車場が2台ほど空いていて入ることができましたが、ここが満車でも北門の方に別の有料駐車場もあるとのことでした。

當麻寺は小院である塔頭ごとにボタン園があり、それぞれ入山料が必要ですが、まずボタン園の看板がある上の写真の左手にある中之坊に入りました。

中之坊に入ると拝観受付の前に、早くも上の写真のように綺麗に咲いたボタンが迎えてくれます。

裏のボタン園に回ると、上の写真のように随分花が咲いて既に見頃となったボタンに目を奪われます。なお天気は午後から晴れるとの予報でしたが、桜井市辺りまで来るとむしろ雲が厚くなってきて、當麻寺に着いたときにはようやく少し明るくなってきたという感じで、まだ曇っています。

ここの庭には、早くも白藤が咲いているとのことでしたが、上の写真のように既に満開です。

藤棚の中から上の写真のように庭の傘をさしたボタンの花を見れば、落ち着いてずっと眺めていたい気分になります。

庭から出て行く順路で撮った上の写真のように、赤い色のボタンの花は咲いている花も比較的多く見かけます。

中の坊を出た後は本堂でお参りをして、その向かって左奥の上の写真の西南院に入りました。

この頃から雲の合間から時々日が当たるようになり、ここでは陽が射した時に撮影した写真を主に載せていて、上の写真の門をくぐって目の前に見える咲き揃ったボタンも撮り直した写真です。

今年は西南院のボタンは開花が早く、また一気に咲き5月の連休まで持たないのではとのことでしたが、確かに上の写真のように、こんなに咲き揃ったボタンの花は今まで見たことがない華やかさがあります。

上の写真の日傘のあるところにボタンの株があり、ほぼ花が綺麗に咲き揃ってきていることは見事なものです。

ボタンの花は感じが良い花がいくつかありましたが、上の写真の花が最も好みの色形で気に入った花です。

この西南院はボタンが植えられているエリアが比較的コンパクトですが、上の写真のように一つの株に大振りな花が数多く揃い、まさに鈴なりの花という感じで密度が高く、當麻寺の中で訪問時では最もにぎやかに咲いていました。

最後に奥院の浄土庭園に入りましたが、上の写真の阿弥陀堂前の両脇にボタンの花壇があるように、小さな花壇は所々にあります。

浄土庭園は阿弥陀堂や本堂の奥にあり、阿弥陀堂の横を回りこんで入っていく途中の上の写真の所にボタンが植えられていて、ここも日傘がさしてあります。

この浄土庭園は広いので、いわゆるボタン園のようにビッシリ並んで植わっているというわけではありませんが、日傘がボタンがある目印となります。

日傘の下には上の写真のようにボタンの花が咲き始めていますが、花数は絞ってあるのか比較的少ないことと蕾もまだ多いので、ここのピークの見頃は少し先なのかもしれません。

阿弥陀堂の裏手にあった上の写真の白いボタンの花が特に綺麗でしたが、ここは花数よりも質という感じがします。

和風庭園の中で、上の写真のようにボタンの花が景観に華やかさを添える役割を果たしており、花を見るより、綺麗な花の咲く庭を鑑賞するという趣きなのでしょう。

昨年までに訪問したボタンの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「ボタンの名所リスト」から名所を選んで、ボタンの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「ボタン」を選んで、ボタンの写真の撮り方については「低木の花の撮り方」を御覧ください。

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