香愛ローズガーデン

岐阜県飛騨市河合町 香愛ローズガーデン 2018年6月22日訪問 13時20分~15時 晴時々曇 3~5分咲き 入園料300円 駐車場無料

午前中に荘川でササユリを見た後で、国道158号線から飛騨卯の花街道(県道90号線)を通って2016年の大ヒット映画「君の名は。」の聖地がある飛騨古川に入り、その後国道41号線から国道471号線に入り、角川で宮川にかかっている細い橋を対向車がいないときに左折して渡り、国道360号線に入ったら2km弱で香愛ローズガーデンの広い駐車場に着きます。
この間の国道と県道は、山間地でも九十九折りの区間は短く、あまり信号もなく快適なドライブで、時間的にも思ったより早く着きました。
なお帰宅してから調べたら「君の名は。」の聖地の一つである落合のバス停は、角川で橋を渡らずに進んだ100mほど先の左手にあるようです。


昼食を取らずに着いたのですが、香愛ローズガーデンの上の写真の2階の食事ができる店は閉店したようで、1階の売店で教えてもらった近くの「ゆぅわーくはうす(風呂と食事の店)」に戻って食べましたが、蕎麦もコロッケも安くておいしいので満足でした。


ここでは6月24日の日曜日にバラ園まつりが開催されるので、その前々日なのでそろそろ見頃と思ってましたが、見晴らしが良いので広くほぼ全景を見渡した上の写真のように、入口の駐車場側は少しだけ賑やかでも、まだまだ花数は少ないという状況です。


園内は面積としては広いのですが、上の写真の案内図のように、個々の花壇の周りの園路が広くゆったりと造られています。


ほとんどのバラの株が、上の写真のように早く咲いた数輪の花が見られるだけで、まだ蕾が多いという感じです。

まだ咲いている花は少なくても、ここには綺麗に咲いている珍しい品種のバラが何輪か目に付き、上の写真のミスティ・パープルという青いバラは、早咲きなのか綺麗な花が多く見られました。

園内奥のバラのアーチの脇にも、名札がないので品種は確認できませんが、上の写真の手前の青いバラが多く咲いていました。


園内入口近くで見かけた上の写真の紫色のバラは、ラプソディ・イン・ブルーという名前で、インパクトがある紫色が目立っています。


園内中央で見かけた上の写真の薄茶色のバラの花も珍しいのですが、名札が付いてないので品種は確認できません。


上の写真のバラも、シックなオレンジ系の落ち着いた色の花で上品な感じがします。
このローズガーデンで品種名の名札が付いている株が少ないのは、かつては冬場の降雪のために名札を取り外して保管し、バラまつりのシーズンに名札を付け直していたとのことで、この頃はそれができてないようで、価値のあるバラの花が多いだけに少し残念です。


他にも名札があっても花がまだ咲いてない品種もあり、上の写真のような綺麗な花でも蕾の方がまだ多いので、これからが楽しみです。


園内奥の方の数輪咲きかけた区画では、上の写真のように手入はしっかりされています。


上の写真は比較的花が多い園内奥の方から眺めた写真で、つるバラも上の方まで伸びてないし背丈の低い株が多いのですが、ここは降雪の多い山間地なので、平野部と比べて株が大きく育たないとのことです。

また見頃になる時期は雪解けなどの気候に左右されるとのことで、今年は他のバラ園では開花が早い中で珍しく遅れていて、6月24日のバラ園まつりも、一週間遅らせた日曜日の方が良いのではと思われます。
帰りは、「君の名は。」で人気があり大勢の観光客が散策されている飛騨古川の街並みを通り、国道41号線から中部縦貫道(無料区間)に入り道の駅ななもり清見に寄って、せせらぎ街道から郡上に抜けましたが、せせらぎ街道も快適なルートでした。

昨年までに訪問したバラの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「バラの名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また、バラの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「バラ」を選んで、バラの写真の撮り方については「低木の花の撮り方」を御覧ください。

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